投稿者: AoiGodou

  • 【ガールズ・ストーリー-少女たちの物語-】第03話

     松田の視線の先で、カンナはパーカーを脱いで絨毯(じゅうたん)が敷かれている床に落とした。

     次にカンナが手を伸ばすのは、デニムのホットパンツだ。

     ベルトとホックを外し、ファスナーを下げる。ホットパンツの股間の部分がVの字に開き、そこからショーツが顔を覗かせた。

     ショーツの色は白で、小さな赤いリボンで飾られている。

    カンナはホットパンツの両端を掴むと、ためらいを見せずにサッと足首まで下げた。

     白いショーツがハッキリと見えるようになった。

    足首から抜いたホットパンツを床に落とし、カンナはタンクトップの裾を掴んだ。背中を丸め、スルリと脱ぐカンナ。

     その動きに、ためらいというものは少しも感じられなかった。

     カンナはタンクトップの下に、なにも身に着けていない。彼女の上半身は裸となる。

     脱いだタンクトップも床に落とす。カンナの胸には、まだ膨(ふく)らみというものが無い。

     濃いピンク色の乳首がツンッと目立っているだけだ。

     カンナはショーツの両端に指を引っかける。サッと一気に足首まで下げられる白いショーツ。

     ショーツを下げた動きには、やはり少しのためらいも無かった。

     カンナの股間は無毛……ただ少女の証しであるスリットがあるだけで、まだ発毛の兆(きざ)しすら無い。

     尻は肉付きが薄くて小さい。それでも、可愛らしいと思わせる形の尻だ。

     足首からショーツを抜いて床に落とすカンナは、ソックスだけを残して全裸となった。

    「これは残しておくかい?」

     カンナはソックスに包まれた足を指で示しながら松田に聞く。松田は「ああ」と答えた後に、

    「こっちに来い」

     と告げる。

     カンナが前に立つと、彼はスラックスのファスナーを下げて、まだ力が入っていないモノを抜き出す。

    「まずは手でするんだ」

     松田からそう言われたカンナは「あいよ」と答えて、その場で膝をつく。そして右手で、力が入っていないモノを握る。

     カンナが手を動かすとソレはすぐに力が入り、彼女の目の前でそそり立っていく。

     かなりの長さと太さがあるモノを、カンナの右手がしごいた。

    「しゃぶれ」

     怒張した肉棒をしごいているカンナを見下ろし、松田は命じる。「りょーかい」と言葉を返し、カンナはピンク色の舌を伸ばしながらソレに美しい顔を寄せる。

     肉棒の幹の部分を右手でしごきながら、先端にチロチロと小さく舌を這わせるカンナ。

     しばらくの間、舌と右手で肉棒を愛撫する。カンナはソレから右手を離し、舌だけを使う。

     カンナの舌は肉棒の先端から根元へ、根元から先端へと何度も往復する。

     往復したかと思うと、また先端にだけチロチロと舌を這わせるカンナ。それから先端から根元へ、根元から先端へと往復させるようにした。

     舌で肉棒を舐めているカンナに松田は、

    「くわえろ」

     そう告げた。カンナはその言葉に従う。

     口を大きく開けたカンナは、肉棒を含んだ。彼女の口には太すぎるモノ。

     それでもカンナは懸命に頬張り、唇を密着させた。

     野太い肉棒を頬張ったカンナは、

    「んっ……んじゅ……」

     頭を前後に動かし、唇でソレをしごく。

     カンナの唇で肉棒をしごかれる松田は、満足そうな吐息をこぼす。

    「いいぞ、前よりも上手になっている」

     松田はカンナの頭を撫でる。

     カンナは一度、肉棒を口から抜くと松田の顔を見上げた。

    「そりゃどうも。こんなことでも、褒められると嬉しいものだ」

     そして再び怒張を口に含んで唇でしごく。

     しばらくして、松田はカンナの頭を両手で軽く掴み、後ろに引いた。彼女の口から怒張が抜ける。

    「後ろを向いて四つんばいになれ」

    「りょーかい」

     カンナは松田に背を向けると、言われたとおりに四つんばいになって脚を広げる。

     ソファから降りた松田は、カンナの後ろで膝をつく。松田の右手が、カンナの無毛の股間へと伸びた。

     松田の右の手のひらが、無毛の股間を撫でる。

    「んっ……」

     カンナは小さな快感を抱き、口から声をこぼす。松田は左手もカンナに伸ばす。

     左の手のひらは、肉付きの薄い小さな尻に触れた。カンナは尻も撫でられる。

     股間と尻を撫でる松田の手の動きは、巧みなものであった。カンナの官能を見事に刺激する。

    「ああ……」

     股間と尻から広がる快感で、カンナは甘い声をこぼす。

     数分ほど股間と尻を愛撫した松田は、彼女の細い腰を両手で抱く。肉棒の先端が、少女の証しであるスリットに触れる。

     だが、松田はすぐには入れない。怒張でカンナの股間を撫でるだけ。

     カンナはもどかしそうに尻を小さく振った。

    「お、おい……」

     肩越しに、松田に顔を向けるカンナ。

    「なんだ?」

     怒張で彼女の股間を撫で続けながら、松田は意地の悪い顔で聞く。

    「は、早く入れろよ……」

    「なにを、どこにだ?」

     松田のその言葉にカンナは顔をしかめ、そして赤く染める。

    「オ、オ●ンチン……マ●コに入れろよっ!」

     カンナが恥ずかしそうに声を発すると、松田は肉棒の狙いを定(さだ)めて腰を突き出す。

     少女の証しであるスリットを左右に割り広げ、ソレはカンナの秘洞へと突入した。

     待ちわびていた快感が衝撃と共に疾走してきて、

    「ふぅあああっ!」

     カンナは裸身を震わせ、首を反らしながら甘く潤った声を響かせる。

     秘洞は突入してきたモノを歓迎するかのように、ギチギチときつく締まってきた。

     そのきつい締め付けは、松田に悦(よろこ)びを与える。

     締め付けを楽しみながら、松田は腰を動かしはじめた。野太いモノが、ゴリゴリとカンナの秘洞をえぐってきた。

    「あっ、あっ! あふうっ!」

     怒張でえぐられるたびに、秘洞から快感が走る。

     体の内側を走り回る快感が、カンナの口から甘い喘ぎ声を響かせた。

     カンナのそんな声を耳にしながら、松田は腰を動かし続ける。

    「あんっ……あふっ……あっ、あっ!」

     肉棒で秘洞を突かれるたびに快感が走り、喘ぎ声を松田に聞かせるカンナの顔には次第に酔ったような表情が浮かんでいく。

     ガンガン、ガンガンと秘洞を突かれると四つんばいになっているカンナの裸身が前後に揺れる。

     ポニーテールが一緒になって揺れた。

    「ああっ……あふっ、あふっ……あっ、あんっ!」

     美しい顔に酔ったような表情を浮かべて喘ぐカンナの全身が、真っ赤に染まる。真っ赤に染まった肌は、しっとりと汗で濡れていく。

     カンナから、なんとも言えない妖(あや)しい色気が漂う。その色気は、松田を興奮させる材料となる。

     松田の腰の動きが、激しいものになった。

    「あっふうううっ! あっくうううっ!」

     カンナの内側を走る快感が強くなる。それに合わせて声が大きくなった。

     激しく腰を動かしている松田は、どれほどカンナの秘洞を突いたことだろうか。

     やがて彼のモノは脈動を開始する。一突きするごとに脈動は大きくなっていく。

     松田はラストスパートをかけるように、腰の動きを激しくするだけではなく速くもさせた。

    「ああっ! あっ、あっ……あああううっ!」

     甘く潤っているカンナの大きな声を聞きながら、松田は肉棒が抜けるギリギリまで腰を引き、勢いを乗せて一気に突き出す。

    「あくううっ!」

     秘洞の深い部分までを強く突かれ、カンナは背中を弓なりに反らす。

     弓なりに反らした裸身を震わせるカンナの秘洞の中で、松田のモノは弾ける。

     弾け、白濁した体液を放つ松田の怒張。

    「ああ……」

     カンナは秘洞に放たれたものを熱く感じた。

     秘洞から怒張が抜かれると、白濁液が溢(あふ)れてカンナの股間や内股を汚していく。

     腰から松田の手が離れると、カンナはクタッと脱力して床に崩れ落ちる。

     全身を真っ赤に染めて荒く呼吸をしているカンナは、今にも意識を失いそうだ。

     カンナを見下ろす松田の股間では、まだ物足りない、もっとカンナを味わいたいと言いたげに肉棒はそそり立ったままである。

     松田はカンナをうつ伏せからあお向けにさせると、両脚を腋に抱え、肉棒を秘洞へと押し込んだ。

    「あふあああっ!」

     再び快感が疾走してきて、カンナは首を反らしながら甘い喘ぎ声を響かせる。

     松田は腰を動かし、怒張で秘洞を突く。

     部屋の中に、肉棒が秘洞をえぐる音とカンナの喘ぎ声が混ざって響いた……。

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  • 【ガールズ・ストーリー-少女たちの物語-】第02話

     点灯している街路灯の数が少なく、夜になると薄暗くなる区画。

     そんな区画にある、上半分がなくなっているビル。その中から、いくつもの銃声が響く。

     多数の銃声に押されるようにしてビルの外に出るのは、カンナである。左手に大きなバッグを持っていた。

     彼女を追いかけて、数人の少年がビルの中から出てくる。少年たちの手には、拳銃が握られていた。

     カンナに向かって発砲する少年たち。

    「わわっ!」

     バッグを持って走るカンナは、慌てて姿勢を低くする。

     低い姿勢で走り続けるカンナは、

    「おーい、用心棒!」

     と叫んだ。

     すると半壊している建物の陰から、ジゼルが姿を見せた。

     姿を見せたジゼルはフライトジャケットの内側に縫(ぬ)い付けているホルスターから拳銃を抜き、両手で構える。

     ジゼルが構えるのは、古いモデルの5発しか撃てないリボルバー拳銃だ。

    【災厄地震】以前の国の警察で使用されていた拳銃。警察が使う拳銃を更新し、廃棄されるはずだった。しかし、その前に【災厄地震】が発生した。

     拳銃は廃棄されず、【忘れられた街】に流れてきた。

     5発しか撃てないが、弾丸は簡単に入手でき、この拳銃そのものも入手が簡単。ゆえにジゼルは、この拳銃を使っている。

     ジゼルはカンナを追いかけている少年たちにリボルバー拳銃を向け、トリガーを引く。

     銃声が響き、少年が1人倒れる。生きているのか死んだのか分からないが、倒れた少年はそのまま動かない。

     ジゼルはもう1回、トリガーを引いた。もう1人、少年が倒れて動かなくなる。

     仲間が2人、ジゼルによって撃ち倒されたのを見ると、残った少年たちは逃げ出す。

     仲間意識というものは薄いようだ。倒れている2人の少年を助けようともしない。

     ジゼルは逃げる少年たちを撃とうとはしない。弾丸もタダではない。

    「行くぞ」

     ジゼルはカンナの右手を掴むと一緒に走った。少年たちが追ってくる様子は無い。

     しばらく走ると、前方が明るくなっているのが見えた。ジゼルはカンナと一緒に、その明るい場所に入る。

     そこは商店街の1つであった。

    「ここまで来れば安心だな」

     ジゼルは掴んでいたカンナの手を離し、リボルバー拳銃をホルスターに戻す。

     カンナは彼女に「サンキューな」と礼を述べる。そして腰のポーチから封筒を取り出し、差し出す。

     ジゼルは封筒を受け取り、中身を確認する。入っているのは金だ。ジゼルがカンナの用心棒をした報酬だ。

    「また用心棒、頼むぜ」

    「ちゃんと払うものを払ってくれるのなら、やるさ」

     ジゼルは報酬が入っている封筒をフライトジャケットの内ポケットに押し込む。

    「払うものは払うさ。あたしは、そこらへん、しっかりしているだろ?」

    「だな」

     ジゼルとカンナは、そこで別れた。

    ◇◇◇

     ジゼルと別れたカンナは、商店街の中にある雑居ビルの一軒に足を運んだ。

     階段を下り、地下へ向かう。雑居ビルの地下には、バーがあった。

     カンナはバーの中に入る。それなりの広さがあるバーだが、客の数は少ない。

    「ようっ!」

     カウンターにいるバーテンダーに、気軽な調子であいさつをするカンナ。

     あまり愛想がいいとは言えないバーテンダーは、

    「カンナか」

     とカンナに顔を向ける。

    「松田さん、ここにいるかい?」

     カンナに聞かれ、バーテンダーは店の奥を目で指し示す。「サンキュー」と彼に告げ、カンナは店の奥に向かった。

     そこにはドアがあり、カンナはノックする。

    「松田さん、カンナだ。いいかい?」

     そう言うと、すぐに「あいているぞ」という男の声が返ってきた。

     ドアを開け、部屋の中に入るカンナ。【復興された街】から仕入れたと思われる調度品が置かれた部屋。

     部屋の中央にはソファとローテーブルが置かれている。座り心地が良さそうなソファに座っているのは、スーツ姿の男。年齢は30代の前半に見える。

    「何の用だ、カンナ?」

     書類に目を通していた男は、視線をカンナに移す。

     男の名は松田。このバーをはじめ、【忘れられた街】でさまざまな店を経営している男だ。

     カンナはバッグを彼の前のローテーブルに置く。

    「この間、ある組織が宝石とか盗まれたよな」

     バッグを開け、中身を松田に見せる。バッグの中身は宝石や貴金属だ。

    「それを取り戻した。いつもみたいに、松田さんから組織に返してよ。あたしの名前を出してさ」

     カンナの言葉を聞きながら、松田はバッグの中にある宝石をいくつか手に取り、確かめる。

     どの宝石も本物であった。

     松田は、さまざまな店を経営しているだけの男ではない。【忘れられた街】のさまざまな組織とつながりがある男でもある。

    「やってやるのもいいが……」

     松田はカンナに遠慮が感じられない視線を向けて言う。

    「タダじゃないぞ」

     その言葉にカンナは「分かっていますって」と小さく肩をすくめる。

    「じゃあカンナ……裸になれ」

     松田に言われてカンナは、

    「りょーかい」

     と言葉を返した。

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  • 【ガールズ・ストーリー-少女たちの物語-】第01話

     ある日、国全体を同時に大きな地震が襲った。

     今では【災厄地震】と呼ばれている。

    【災厄地震】によって、国は大きな被害を受けた。国は国としての機能を失いそうになっていた。

     それほどまでに、大きな地震であった。

     復興は難しい……国は完全に国としての機能を失う。そう判断して、国の指導者たちは国を捨てた。

     大勢の人を残して逃げたのだ。

     だが、すべての指導者が逃げたわけではない。

     一部の指導者は国に残った。そして、どうにか国を復興させようとした。

     残った一部の指導者によって、国はどうにか国としての機能を失わずにすみ、そして少しずつではあるが復興していった。

     しかし、それでも国のすべてに復興の手が伸びたわけではない。

     復興の手を伸ばすことができない場所もあった。

     復興できる場所だけを復興させ、復興が不可能な場所は仕方なく見捨てた。

     復興の手が伸びず、見捨てられた場所は、今では【忘れられた街】と呼ばれている。

    【忘れられた街】は海外扱いとなっている。

     国からそっぽを向かれた【忘れられた街】であるが、独自に復興した。

     これは、【忘れられた街】で強く生きる少女たちの物語……。

    ◇◇◇

    【忘れられた街】の一画。

     昼間は死んだように静かだが、夜になると賑わいを見せる場所……歓楽街。

     今は昼間のため、この区画を歩いている人間は少なく、とても静かである。

     多くの店はまだ営業を開始していないが、それでもいくつかの店は営業していた。

    【天使がいる館(やかた)】という名の店は、昼間の歓楽街でも営業している店の1つである。

     店内から、かすかに音が外に漏れ出ていた。それは、アップテンポの音楽だ。

     1人の男が、受け付けで入場料を払って【天使がいる館】に入る。

     店内は薄暗い。しかし、一カ所だけ明るい場所があった。

     それは店の奥に設置された半円形のステージだ。そこだけは明るく照らされている。

     半円形のステージの前にはパイプ椅子がいくつも置かれ、男たちが座っていた。新たに店内に入った男も、空いているパイプ椅子の1つに腰を下ろしてステージに視線を向けた。

     ステージには、1人の少女がいる。

     身長145センチほどの、黒いミディアムヘアの11歳の少女。誰もが美少女だと思うことだろう。

     スピーカーから流れているアップテンポの音楽に合わせて踊っている美しい彼女は、白いタンクトップに白いショーツという格好であった。

     そんな格好で踊っている少女の顔には、笑みが浮かんでいる。

     下着姿に近い格好で踊っている美しい少女の名はメイユエ。

     メイユエはステップを踏みながら半ターンして観客である男たちに背中を向け、白いショーツに包まれた尻を突き出す。

     突き出された尻は、アップテンポの音楽に合わせて左右に振られる。

     男たちは目でメイユエの尻を追いかけた。

     1分ほど観客に背を向けて尻を振っていたメイユエは、ステップを踏みながら半ターンして前を向く。

     メイユエはタンクトップの裾に手をかけると、腰を振りながらタンクトップをスルリと脱いだ。

     脱いだタンクトップをステージの端に放り投げるメイユエは、上半身はジュニアブラだけとなる。

     メイユエの胸は軽く膨(ふく)らんでいた。身に着けているジュニアブラは、スタンダードタイプのものだ。

     色は白で、カップとカップの間を小さな赤いリボンが飾っている。

     ジュニアブラとショーツという下着姿で、メイユエは踊りを続けた。

     やがてメイユエの両手は、ジュニアブラへと伸びる。フロントホックを外し、ブラを左右に広げるメイユエ。

     濃いピンク色の乳首で飾られた軽く膨らんでいる胸が、男たちの視界に飛び込む。

     ジュニアブラを外し、メイユエはそれをステージの端に放り投げる。

     白いショーツ1枚きりという格好になったメイユエは少しも恥ずかしがることなく、胸を堂々と男たちに見せて踊りを続けた。

     メイユエはまたステップを踏みながら半ターンして、観客である男たちに背中を向ける。

     音楽に乗せて突き出した尻を左右に振るメイユエは、ショーツの両端に指を引っかけた。

     尻を振る動きを止めずに、メイユエはショーツを下げていく。一気には下げない。ゆっくりと下げる。

     徐々に見えてくる、メイユエの尻の割れ目。男たちは、彼女の尻に注目した。

     尻の割れ目が半分ほど露出したところで、メイユエはゆっくりとショーツを下げるのをやめた。

     一気に膝までショーツを下げる。

     露(あら)わになるメイユエの尻。

     メイユエの尻はプリンッとしており、可愛らしい形であった。

     ショーツを脚から抜いてステージの端に放り投げ、メイユエはむき出しになった尻をさらに突き出し、左右に振り続ける。

     観客の視線は、右に左に振られる彼女の可愛らしい尻を追いかけた。

     しばらくの間、突き出した尻を左右に振っていたメイユエは前を向く。尻を見つめていた男たちは、彼女の股間を見つめる形となった。

     メイユエの股間は無毛……発毛の兆(きざ)しすらなく、ただ少女の証しであるスリットがあるだけの股間。

     軽く膨らんでいる胸と無毛の股間を強調するように、踊りを続けるメイユエ。

     彼女の美しい顔に浮かんでいる笑みは、楽しげなものになっていた。

     多くの男が自分に夢中になっている……それが楽しいと言いたげな笑みであった。

    ◇◇◇

    【忘れられた街】は夜になると真っ暗になる場所が多い。電気が通っていないためだ。

     だが、いま彼女がいる場所は夜でも明るく、そして賑やかである。

    【忘れられた街】にいくつかある商店街の1つ。彼女はある店の前で、人を待っていた。

     身長145センチほどの、11歳の少女。どこか少年的な顔立ちの、美しい少女だ。

     肌の色は褐色で、ショートにされているやや癖のある髪の色は銀。

     黒いTシャツの上に黒いフライトジャケットを着て、黒いデニムのパンツにスニーカーという格好。

     褐色の肌の美少女の名はジゼル。

    「ジゼル、お待たせ」

     1人の少女がジゼルに声をかける。

     年齢はジゼルより1つ下……10歳で、身長は140センチほど。茶色いロングの髪をポニーテールにしていた。

     ジゼルと同じように、美しい少女。

     白いタンクトップに白いフード付きのパーカー、ブルーのデニムのホットパンツ、紺色のソックスにスニーカーという格好だ。

     タンクトップの下には、なにも身に着けていないようだ。タンクトップの胸の部分が、ツンッと突き上がっていた。

     乳首がタンクトップの布を小さく突き上げているのだ。

    「用心棒、頼むぜ」

     ジゼルにそう言う彼女の名は、カンナ。

    「ああ、任せておけ」

     カンナに言葉を返すジゼル。

     2人は一緒に明るい商店街から出て、暗い区画に入った。

     そして、どこかへと向かった。

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  • 【ないしょの恋人】第01話

     都内にある撮影スタジオ。その一室では、1人の少女をモデルにして撮影がおこなわれていた。

     さまざまな景色や風景を投影できるヴァーチャルセット……今それが投影しているのは、どこかの海と砂浜だ。

     仮想の白い砂浜に立っているモデルの少女は、身長145センチほどの11歳の少女。

     癖の無い茶色の髪をロングにしている。

     誰が見ても、美少女だと思うことだろう。

     美しい彼女の名前は草壁結花(くさかべ・ゆか)、芸名はユカ。

     ユカは今、白いビキニの水着という格好だ。

     ビキニのブラで覆われているユカの胸には、まだ膨(ふく)らみは無い。

     ミュージックプレイヤーから流れるアップテンポの音楽に合わせ、仮想の砂浜に立つユカは踊っていた。

     腕を振り、ステップを踏み、腰を振る。

     美しい顔には、笑みが浮かんでいた。

     カメラを構えた男たち……カメラマンたちが、さまざまなアングルでユカの姿を撮っていく。

     ユカはステップを踏みながら半ターンして、カメラマンたちに背中を向ける。

     そして、白いビキニのショーツで包まれている尻を突き出した。

     肉付きの薄い小さな尻……それでも可愛らしいと思わせる形の尻を、ユカは音楽に乗せて左右に振る。

     カメラマンの1人は、ユカの尻をアップで撮った。

     しばらくの間、後ろを向いて尻を振っていたユカは、また半ターンして前を向く。

     監督である男は、仮想の砂浜で踊りを続けるユカに指示を飛ばす。

    「ユカちゃん、上、取っちゃおうか」

     ユカは監督の指示に従う。

     少しのためらいも見せることなく、ユカはビキニのブラを外した。足元に落ちる白いビキニのブラ。

     ユカは上半身裸となる。

     露(あら)わになる膨らみの無い胸。カメラマンの1人は、ユカの胸をアップで撮った。

     薄いピンク色の乳首がツンッと目立っているだけの胸。

     この場にいるスタッフは、監督を含めて大半が男だ。

     大勢の男を前にしても、トップレスになったユカは恥ずかしがった様子を少しも見せない。

     堂々と乳首がツンッと目立っているだけで膨らみの無い胸を見せる。

     トップレス姿のユカは笑顔で踊りを続けた。

     しばらくの間、トップレスで踊ってもらった後に監督である男はまたユカに指示を出す。

    「それじゃあ……下もぬいじゃおうか」

     ユカはビキニのショーツに両手を伸ばした。

     ビキニのショーツの両端に指を引っかけると、やはり少しのためらいも見せずにサッと一気に足首まで下げる。

     股間と尻がむき出しになった。

     カメラマンの1人は、ユカの股間をアップで撮る。

     ユカの股間は無毛……まだ発毛の兆(きざ)しすらなく、ただ少女の証しであるスリットがあるだけの股間。

     足首から抜いたビキニのショーツを足元に落とし、全裸となるユカ。

     裸身に視線を向けられても、カメラを向けられても、ユカは恥ずかしがらない。

     堂々と裸身を見せる。

     全裸となったユカは踊りを続けた。

     ユカはただのモデルではない。ジュニア・ヌードモデル……裸を披露するのが仕事である。

     裸を見せることに恥ずかしさを感じていては、できない仕事だ。

     全裸を堂々と見せて踊るユカの顔には、楽しそうな笑みが浮かんでいる。

     大勢の男が、ユカに夢中になっていた。

     そのことが楽しいと言いたそうな笑みであった……。

    ◇◇◇

     都内の小学校、5年生の教室の1つ。そこに結花はいた。

    席について文庫本を読んでいる結花の隣、1人の少女が立ちながら雑誌を読んでいる。

     身長は結花と同じくらい……145センチほど。茶色の髪をショートにしており、どこか少年的な顔立ち。

     結花と同じように、美少女と呼んでいい。

    「ぬう……また結花が1位か」

     少年的な顔立ちの美少女・宮下純(みやした・じゅん)が読んでいるのは、ジュニア・ヌードモデルの専門雑誌だ。

     純がいま目を通しているのは、ジュニア・ヌードモデルの人気ランキングのページである。

     1位にはユカの名前があった。

    「あたしは……また10位か」

     10位にあるジュニア・ヌードモデルの名前はジュン……それは純のことだ。

     純も結花と同じようにジュニア・ヌードモデルだ。

     結花も純も、1年前からジュニア・ヌードモデルとして活動している。

    「純、そういう雑誌は教室で読まないほうがいい」

     そう純に注意するのは、結花の後ろの席についている癖の無い黒髪をロングにしている少女だ。

     彼女も結花と純と同じように、美少女と呼んでよかった。

     今は座ってファッション雑誌を読んでいるため分からないが、身長は150センチある。

     結花や純だけではなく、クラスの少女たちの中で一番身長が高い。

     胸には確かな膨らみがある。もう成人型の乳房になっていた。

     メガネを掛けている大人っぽい彼女の名前は遠藤育(えんどう・いく)。

     育に注意され、純はジュニア・ヌードモデル雑誌を閉じてカバンにしまった。

    「ねえ、育」

     結花は顔を後ろに向けて育に聞く。

    「あの話、どうするか決めた?」

     聞かれた育はファッション雑誌から結花に視線を移し、

    「考え中だ」

     と言葉を返す。

     将来の夢はファッションモデルである育。彼女は結花と純が所属している事務所の人間から、ジュニア・ヌードモデルとしてスカウトを受けている。

     育には『輝くもの』があるらしい。

    「私は、やってみてもいいんじゃないって思っているわよ」

     結花は育にそう告げる。

    「ファッションモデルへの近道よ。ジュニア・ヌードモデル出身のファッションモデルって多いんだって」

    「それはスカウトの人から聞いた」

    「育がジュニア・ヌードモデルになったら、すぐに人気者になるわよ、きっと」

     そんなことを言う結花に、育は「そうかな?」と聞き返す。

     純は「うんうん」と頷(うなず)く。

    「育がジュニア・ヌードモデルになったら、あたしなんか、すぐに追い抜かれそう」

    「そうか?」

     疑問の言葉を口にする育に、純は「そうだよ」と返す。

    「育は美人だしね。結花の言うとおり、すぐに人気者になるよ」

    「そういうのは、自分では分からないな。事務所の人には、もう少し考えると言っておいてくれ」

     育の言葉に結花と純は同時に「りょーかい」と返した。

    ◇◇◇

     その日、結花はユカとしてジュニア・ヌードモデルの仕事があった。

     仕事を終えて帰宅したときには、そろそろ陽が沈もうとしていた。

    「ただいま」

     と自宅に帰ってきた結花を、

    「おかえり、結花」

     と1人の少年が迎(むか)える。

     身長160センチほどの、13歳の少年。名前は英太(えいた)。

     英太の両親は事情があり、地方で仕事をしている。

     そのため英太は、親戚である結花の家で世話になっていた。

     結花の両親も仕事が忙しく、帰ってこないことが多い。

     ほとんど英太と2人暮らしの状態だ。

     結花はもう一度、英太に「ただいま」と告げ、荷物を床に置いてバスルームへと向かった。

     汗を流すためにシャワーを浴びる結花。

     結花がバスルームに姿を消すと、すぐにシャワーが流れる音が聞こえてきた。

     その音を聞きながら、英太もバスルームへと向かった……。

    ◇◇◇

     浴室でシャワーを浴びている結花。

     フックに掛かっているシャワーヘッドから流れる熱い湯を頭から浴びている結花は、

    「ふうっ」

     と息をつく。

     シャワーヘッドをフックから外そうとしたときであった……。

     浴室のドアが、ガチャリと音を立てて開く。ドアを開け、浴室に入ってきたのは英太だ。

     英太は結花と同じように全裸である。

     彼が突然、浴室に姿を見せても結花は驚くことはなかった。

    「一緒に浴びる?」

     笑顔を向け、そう英太に問う。

     湯で濡れている結花のロングの髪と肌を見ていると、英太の股間で少年の証しが硬く立ち上がっていく。

     英太は結花に歩み寄り、抱きしめる。そして、彼女と唇を重ねた。

    「んっ……」

     重なり合った唇と唇のかすかな隙間から、結花の声がくぐもってこぼれる。

     結花とキスをした後、英太は彼女を自分の前にしゃがませた。結花の視界に入ってくるのは、そそり立っている英太の少年の証し。

     結花はソレに美しい顔を寄せていく。ピンク色の舌が伸びて、英太のモノの先端に触れる。

     肉棒の先端にチロチロと小さく這う結花の舌。結花のピンク色の舌はときには縦に、ときには横に動いて英太の肉棒の先端に何度も這う。

     先端に這った後、結花の舌は肉棒の幹の部分に粘(ねば)りつくように這った。

     先端から根元へ、根元から先端へと往復する結花の舌。

     英太の肉棒は、結花の唾液で濡れていく。

     何度か舌を往復させた後に、結花は口を大きく開けた。

     そして、

    「んっ……あむっ……」

     英太の肉棒を口の中に含んだ。

     口の中に肉棒を含んだ結花は、唇をしっかりと密着させる。

     頭を前後に動かす結花。唇が、英太のモノをしごく。

     結花の唇で肉棒をしごかれ、英太は満足そうな吐息を漏らす。唇でしごかれているうちに、英太のモノはたくましさを増していった。

     数分ほど唇でしごいてもらうと、英太は結花の頭を両手で軽く掴んで後ろに大きく引く。

     結花の口から英太のモノが抜ける。

    「四つんばいになって、後ろを向いてくれ」

     英太に言われ、結花はそのとおりにした。

     彼に背を向け、その場で四つんばいになる結花。肩越しに英太を見ると、結花は肉付きの薄い小さな尻……それでも可愛らしいと思わせる形の尻を小さく左右に振る。

     英太は結花の後ろで膝をつき、彼女の細い腰を抱く。そして、股間でそそり立っているモノに狙いを定めた。

     股間に硬い肉の感触を受けると、肩越しに見える結花の顔に妖(あや)しげな表情が浮かぶ。

     英太を誘っているような表情……。

     結花のそんな表情に引っ張られるように、英太は腰を突き出していた。

     肉棒が少女の証しであるスリットを左右に割り広げ、秘洞へと突入する。

    「ふぅああっ!」

     股間から衝撃混じりの快感が疾走してきて、結花は声を響かせながら首を反らす。

     秘洞は突入してきた肉棒を歓迎するかのように、ギチギチときつく締め付けてきた。

     英太に悦(よろこ)びを与える締め付け。

     その締め付けを楽しみながら、英太は腰を動かしはじめる。

    「あっ、あっ!」

     英太が腰を動かし、肉棒で秘洞を突くたびに結花の内側を快感が走った。

     シャワーが流れる音に、結花の声が混ざって浴室に響く。

     快楽の色で染まっている結花の声……。

     英太は夢中になって、腰を動かし続ける。浴室にはシャワーが流れる音と結花の声の他に、彼女の尻と英太の腰がぶつかり合うパンパンッ、パンパンッという音が響いた。

    「ああっ! あっ、あっ!」

     快感で酔ったような表情を美しい顔に浮かべる結花。肉棒で突かれるたびに、四つんばいになっている裸身が前後に揺れる。

     肩越しに見える結花の顔を見つめながら、英太は腰の動きを速くさせた。

    「はうあっ! ああっ! ふぅああっ!」

     甘い声を大きく響かせる結花を突く英太の肉棒は、いつしか脈動を開始していた。

     結花の秘洞を一突きするたびに、肉棒の脈動は大きさを増していく。

     英太はラストスパートをかけるように、腰の動きをさらに速くさせる。

    「ああうっ! あっ、あっ! ふぅあうっ!」

     結花の潤っている声を耳にしながら、英太は肉棒が抜けるギリギリまで腰を引く。

     そして勢いを乗せて一気に突き出す。肉棒が、秘洞の奥の奥まで強く突いた。

    「くうあああっ!」

     凄(すさ)まじい衝撃が股間から脳天へと疾走し、結花は声を響かせつつ背中を弓なりに反らす。

     直後、彼女の秘洞の中で英太のモノが弾ける。

     弾け、白濁した体液を放つ。

    「ああ……」

     結花は秘洞に放たれた英太の体液を熱く感じた。

     秘洞から肉棒が抜かれると、秘洞から白濁液が溢(あふ)れて結花の股間や内股を白く汚していく。

     腰から英太の手が離れると、結花はその場に突っ伏す。

     荒く呼吸している結花を見下ろす英太の股間では、まだ肉棒がそそり立ったままである。

     英太は結花をうつ伏せからあお向けにさせると、彼女の両脚を腋に抱えた。

     再び秘洞に押し込まれる肉棒。

    「あふうっ!」

     再び股間から全身へと快感が疾走し、結花は首を反らしながら喘(あえ)ぐ。

     英太は腰を動かし、再び結花の秘洞をえぐった……。

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  • 【インプ・ガールズ-小悪魔な少女達-】第08話

     夜、秋彦のマンション。その日も、華蓮(かれん)は彼の自宅で一緒に食事をした。

    「良い子を紹介してくれて助かったよ」

     食後、リビングのソファに座って酒を飲んでいる秋彦は華蓮に言う。

    「あの子の出演作品は、確実に人気が出る」

    「あたしよりも?」

     隣でジュースを飲んでいる華蓮に聞かれて秋彦は、

    「華蓮と同じくらいかな」

     と答えた。

    「答えになっていない気がするわよ、それ」

    「まだどうなるか分からないからな」

     秋彦は小さく笑う。華蓮は小さく肩をすくめる。

     華蓮はコップの中のジュースを飲み干すと、

    「シャワー、借りるね」

     とソファから立ち上がり、リビングを出てバスルームへと向かう。

     リビングに、シャワーの流れる音が小さく聞こえてくる。

     その音を聞きながら、秋彦もバスルームへと向かっていた。

    ◇◇◇

     フックに掛かったシャワーヘッドから、熱い湯が流れる。

     全裸の華蓮は、それを頭から浴びていた。ロングの髪と肌を湯で濡らす彼女からは、なんとも言えない妖(あや)しげな色気が漂う。

     額に張り付いた前髪をかき上げて「ふうっ」と息をついた華蓮は、フックからシャワーヘッドを外そうとした。

     そのとき、広い浴室のドアがガチャリと音を立てて開く。

     浴室に入ってくるのは、華蓮と同じように全裸の秋彦だ。突然、彼が浴室に姿を見せても華蓮は驚いた様子を見せなかった。

     そのかわりのように、笑みを彼に見せる。

    「一緒に浴びる?」

     そう秋彦に聞く華蓮。

     肉棒を隆々とそそり立てた秋彦は、無言で華蓮に歩み寄った。

     そして華蓮の肩を掴むと、しゃがませる。華蓮の視界に、秋彦の怒張したモノが入ってきた。

     華蓮はピンク色の舌を伸ばしながら、秋彦の股間に美しい顔を寄せていく。

     怒張の先端に、チロチロと小さく這う華蓮のピンク色の舌。何度か先端に舌を這わせた後、肉棒全体に舌を這わせる。

     華蓮の舌は優しく強く、肉棒の幹の部分に這う。

     しばらくの間、肉棒の幹の部分に舌を這わせていた華蓮は口を大きく開けて、

    「んっ……あむっ……」

    ソレを含んだ。

     華蓮の口には太すぎる秋彦のモノ。それでも華蓮はソレを懸命に頬張り、唇を密着させる。

     頭を前後に動かす華蓮。唇が秋彦の怒張をしごく。

     華蓮の唇で怒張をしごかれる秋彦は、満足そうな吐息をこぼす。彼女の唇でしごかれることで、怒張はたくましさを増していった。

     数分ほど唇でしごいてもらうと、秋彦は華蓮の頭を両手で軽く掴んで後ろに引く。彼女の口から、怒張が抜ける。

    「それじゃあ、華蓮……」

     秋彦はしゃがんだままの華蓮を見下ろして言う。

    「後ろを向いて、四つんばいになってくれ」

     華蓮はその言葉に従う。秋彦に背を向けると、その場で四つんばいになる。

     肉付きは薄いが、それでも可愛らしいと思わせる形の尻を高く上げた。

     肩越しに笑みを浮かべた顔を秋彦に見せる華蓮。高く上げた尻を小さく左右に振る。

     秋彦は彼女の後ろで膝をついて細い腰を両手で抱くと、そそり立つ怒張の狙いを定(さだ)めた。

     華蓮は美しい顔に浮かべている笑みを強くさせる。それはとても妖しい笑みに見えた。

     そんな彼女の笑みに誘われるように、秋彦は腰を突き出す。

     少女の証しであるスリットを左右に割り広げ、怒張が綺麗なピンク色の秘洞へと突入する。

    「ふぅあああっ!」

     衝撃と共に快感が疾走してきて、華蓮は甘い声を響かせながら首を反らす。

     ギュウギュウときつく締まってくる華蓮の秘洞。その締め付けは秋彦に悦(よろこ)びを与える。

     きつい締め付けを楽しみながら、秋彦は腰を動かしはじめた。

     野太い怒張がガンガンと華蓮の秘洞を突く。

    「あっ、あっ……ああっ!」

     浴室にシャワーが流れる音と共に華蓮の甘く潤んだ声が混ざって響いた。

     華蓮の喘ぎ声を聞きつつ、秋彦は腰を動かし続ける。

     怒張で秘洞を突かれるたびに、四つんばいになっている華蓮の裸身が前後に揺れた。

     華蓮の秘洞は締め付けるだけではない。ウネウネと蠢く。

     締め付けと蠢きで肉棒を刺激される秋彦は、腰の動きを激しくさせる。

    「ああっ! あふううっ!」

     彼が腰の動きを激しくさせたことで、華蓮の内側を疾走する快感が強まった。

     強まった快感は、口から漏れ響く声を大きくさせた。

     秋彦の腰と華蓮の尻がぶつかり合うパンパン、パンパンという音が浴室に響く。

     何度も何度も怒張で秘洞を突かれているうちに、

    「あふ……ふあうっ……ふぅああっ!」

     華蓮の声が切羽詰まったようなものになっていく。

     彼女の内側で、快感が風船のように膨らんでいた。肉棒で一突きされるごとに、快感の風船は大きさを増す。

     秋彦が腰の動きを速くさせると、快感の風船は破裂寸前となる。

    「ふあ……ふぅあっ! あっふううっ!」

     華蓮の切羽詰まった声を聞きながら、秋彦は肉棒が抜けるギリギリまで腰を引く。

     そして、勢いを乗せて一気に突き出す。

     秘洞の奥の奥まで怒張で突かれる華蓮。

    「ふっああああっ!」

     凄(すさ)まじい衝撃が快感と共に股間から脳天へと疾走し、華蓮は甘く潤っている声を大きく響かせながら、背中を弓なりに反らした。

     快感の風船が破裂する。破裂した快感は津波と化し、華蓮の内側で暴れ回る。

     性の高みへと達し、弓なりに反らした裸身をビクビクと震わせる華蓮。

     彼女を絶頂させた秋彦のモノは、秘洞の中で弾けていた。

     秘洞から怒張が抜かれると、淫蜜と白濁液が混ざったものが溢(あふ)れて華蓮の股間や内股を白く汚していく。

     秋彦が腰から手を離すと華蓮は脱力して、クタッと床の上に崩れ落ちる。

     ハアハアと荒く呼吸している華蓮は、今にも意識を失ってしまいそうであった。

     そんな彼女を見下ろす秋彦の股間では、まだ怒張がそそり立ったままである。

     秋彦は華蓮をうつ伏せからあお向けにさせると、両脚を腋に抱えた。そして再び怒張を秘洞へと突入させた。

    「ふあぁっ!」

     絶頂して敏感になっている華蓮の肉体。ただ肉棒を押し込まれただけでも、軽く達してしまう。

     ギュウッと締まってくる秘洞の感触を楽しみながら、秋彦は腰を動かしはじめた……。

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  • 【インプ・ガールズ-小悪魔な少女達-】第07話

     その日も紗希(さき)はジュニア向けのショップ、そのショーウィンドウの前にいた。

     買いたいものがあるが、高くて手が出せない。

     溜め息をついたとき、

    「南條(なんじょう)さん」

     と声をかけられた。

     声がした方に顔を向けると、そこに立っているのは華蓮(かれん)である。

    「三上(みかみ)さん」

    「華蓮でいいわよ」

     華蓮は美しい顔に笑みを浮かべて言う。

    「あたしも、あなたのことを紗希って呼ぶから」

     そう紗希に告げた後、華蓮は「ねえ」と言葉を続ける。

    「紗希って、お金が欲しいんじゃない?」

     ハッキリと言う華蓮。

     華蓮からそう言われた紗希は、「まあね」と言葉を返して視線をショーウィンドウに戻す。

    「じゃあ、アルバイトしない?」

     紗希は「アルバイト?」と首をかしげる。

    「私たちの年齢じゃ、アルバイトなんかできないでしょう?」

    「それがあるのよ、あたしたちの年齢でもできるアルバイト。あたし、それをやっているの。よかったら、紗希もやってみない?」

     そう言って華蓮は1枚のメモを差し出す。

    「難しいアルバイトじゃないわよ。もし興味があるのなら、明日、ここに来て。あたしの紹介って伝えれば通じるわ」

     紗希は差し出されたメモを受け取る。そこに書かれているのは、撮影スタジオとして使われているマンションの住所だ。

    「かなり稼げるアルバイトよ」

     紗希にメモを渡した華蓮は「じゃあね」と告げて、彼女の前から去っていく。

     どんなアルバイトなのか、紗希は気になった。そして、明日どうするかを考える。

    ◇◇◇

     翌日、紗希は華蓮から受け取ったメモに記されている場所へと向かっていた。

     高級マンション……住所が間違っていないことを確認すると、オートロックのコンソールを操作する。

     テンキーで番号を入力すると、通話用のモニターに青年の顔……秋彦(あきひこ)の顔が映った。

    『どちら様かな?』

     そう聞かれた紗希は、

    「あの、私、三上華蓮さんにアルバイトの紹介をされて……南條紗希っていいます」

     秋彦にそう告げる。

     モニターに映る秋彦の顔に、笑みが浮かぶ。ハンサムな彼の笑顔を見て、紗希はドキリとした。

    『キミか。華蓮から聞いているよ。最上階に来てくれるかな』

     オートロックのドアが開く。

     紗希は中に入り、エレベーターに乗って最上階のボタンを押した。

     最上階に到着すると、部屋のドアの1つが開いて秋彦が顔を見せた。

    「南條さん、こっちだよ」

     そちらに向かった紗希は、「あの」と秋彦に声をかける。

    「どんなアルバイトなんですか? 詳しいこと、聞いていなくて」

     紗希は秋彦に尋ねた。

     秋彦は彼女に笑顔を向け、

    「先に自己紹介をさせてくれ」

     と告げる。

    「俺は秋彦、工藤秋彦。そうだな……社長みたいなものだ。よろしく、南條紗希さん」

     それから部屋の中に入るように手で示す。

    「どんなアルバイトかは、見てもらったほうが早い。今、華蓮がそれをやっている最中なんだ」

     部屋の中からはアップテンポの音楽がかすかに聞こえる。

     紗希は部屋の中に入った。

     秋彦は彼女を、部屋の中の一室に案内する。

     案内された一室に入ると、紗希は驚いた表情を顔に浮かべた。

     そこには小さなステージが設置されている。ステージの上にいるのは華蓮だ。

     華蓮は全裸である。なにも身に着けていない。そして、彼女の前にはビデオカメラを構えた数人の男がいる。さまざまなアングルで全裸の華蓮を撮る男たち。

     華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、ミュージックプレイヤーから流れているアップテンポの音楽に合わせて踊っている。

     ステップを踏みながら半ターンし、ビデオカメラを構えている男たちに背を向ける華蓮。

     華蓮は尻を突き出すと、音楽に乗せて左右に振る。肩越しに見える彼女の顔には、楽しそうな笑みが浮かんでいた。

     この部屋には、カメラマン以外にも男がいる。それでも恥ずかしがっている様子を見せない華蓮に、紗希は驚いてしまう。

    「アルバイトの内容は……」

     驚いている紗希の顔を見ながら秋彦は言う。

    「キミのヌードを撮らせてほしいんだ」

     紗希は視線を全裸で踊る華蓮から秋彦に向け、

    「ヌ、ヌードですか?」

     と聞き返す。秋彦は笑顔で「そう」と頷(うなず)いた。

    「キミにはネットで配信する作品のモデルになってほしいんだ。ヌードでね」

     華蓮から自分たちの年齢でもできるアルバイトがあるとは聞いていた紗希だが、まさかヌードを披露するアルバイトだとは思っていなかった。

    「キミは可愛いから、人気が出そうだ」

     紗希の戸惑いをよそに、秋彦は言葉を続けた。

    「どうだい? やってみるかい?」

     紗希は少し考えた後に「あの」と秋彦に聞く。

    「アルバイト料って、いくらもらえるんですか?」

     ヌードモデルのアルバイト、それをやるか否かはアルバイト料次第だ。

    「1回のヌード披露で……」

     秋彦は人差し指を立てる。

    「1万円だよ」

    「えっ!?」

     紗希はまた驚いてしまう。

     秋彦が示したアルバイト料は、紗希からすればかなりの金額だ。

    「1回で、ですか?」

    「そう、1回ヌードモデルをやってくれれば1万円払うよ」

     紗希は考える。多くの男の前で裸になるのは、さすがに恥ずかしい。

     しかし、その恥ずかしさをガマンすれば1万という金額を得ることが可能だ。

    「いきなりヌードは恥ずかしいだろうから、最初は下着まででいいよ」

     秋彦がそう言っている間、紗希がどうするか考えている間、華蓮は全裸で踊りを続けている。

     紗希は決意した。

    「やります。ヌードモデルのアルバイト、やります」

     決意した紗希は秋彦にそう告げていた。

    ◇◇◇

     華蓮の撮影は終わり、次は紗希の番であった。

     白いブラウスに紺色のフレアミニスカート、紺色のオーバーニーソックスという格好の紗希は小さなステージの上に立つ。

     ビデオカメラを持つ男たちが、それを構えて紗希に向ける。

     カメラマンたちや他の男性スタッフの目を意識すると、紗希は恥ずかしさを感じて頬を少し赤くさせた。

     撮影が開始される。

    「じゃあ最初は……」

     秋彦は紗希の姿を見ながら指示を出す。

    「ブラウスを脱いでくれるかな」

     言われて、紗希は「は、はい」と頷いてブラウスに両手を伸ばした。

     ボタンを上から順に1つずつ外していく。ボタンが外れていくにつれ、ジュニアブラが見えてくる。

     華蓮と違って、紗希の胸にはもう確かな膨(ふく)らみがある。

     着用しているジュニアブラは、スタンダードタイプのものだ。

     スタンダードタイプのジュニアブラの色は、薄い水色であった。

     カップとカップの間をピンク色の小さなリボンが飾っている。

     すべてのボタンを外した紗希は、少しためらいを見せた後にブラウスを脱いだ。

     上半身、ジュニアブラだけになる紗希。ブラウスを足元に落とした紗希は、秋彦たちの視線やビデオカメラが胸に向いているのを感じた。

     紗希は頬をさらに赤く染め、両腕で胸を隠す。そんな紗希に、秋彦は笑みを投げかける。

    「隠さないで見せてくれるかな」

     そう言われた紗希だが、すぐには胸から腕を離せない。

     深呼吸して、ためらいながら胸から腕を放す紗希。

     薄い水色のジュニアブラが露(あら)わになる。

     カメラマンの1人は、ジュニアブラで包まれている紗希の胸をアップで撮った。

     紗希の胸は、もう成人型の乳房になっているのが分かる。

    「それじゃあ次は……」

     秋彦は次の指示を出す。

    「スカートを脱いじゃおうか」

    「は、はい」

     緊張気味に答え、紗希はミニスカートに手を伸ばした。

     脇のホックを外し、ファスナーを下げる紗希の手。ミニスカートが、ストンッと足元に落ちる。

     露わになったショーツの色は、ジュニアブラに合わせて薄い水色であった。

     下着姿になった紗希は、顔を真っ赤に染めてジュニアブラで包まれている胸とショーツを腕で隠してしまう。

    「隠さないで。可愛いよ」

     秋彦は顔に笑みを浮かべながら言う。

     紗希は視線をさまよわせた後に、胸とショーツから腕を離した。

     薄い水色の下着姿になった紗希は、秋彦の指示でさまざまなポーズをとっていく。

    (この子も、かなりの人気が出そうだな)

     ポーズをとる紗希の姿を見て、秋彦はそんなことを思った。

    ◇◇◇

     撮影スタジオがあるマンションから外に出た紗希に、

    「紗希」

     と華蓮が声をかけてきた。

     歩み寄ってきた華蓮は、

    「アルバイト、どうだった?」

     そう紗希に問う。

     紗希は「恥ずかしかった」と答えた後、「でも」と言葉を続ける。

    「恥ずかしいのをガマンすれば、1万円もらえるから悪くないわね」

    「またやる?」

    「明日……またやることになっているわ」

     華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、「恥ずかしいのは最初だけよ」と告げる。

    「すぐに慣れるわよ」

    「そうかしら?」

     疑問を返す紗希に華蓮は「そうよ」と言葉を返していた。

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  • 【インプ・ガールズ-小悪魔な少女達-】第06話

     南條紗希(なんじょう・さき)には、いくつか買いたいものがある。

     しかし、それなりの金額なので手が出せない。

     アルバイトでもしようかと思っても、彼女の年齢……11歳という年齢では、できるアルバイトなど無い。

     買いたいものをガマンするしかなかった。

    ◇◇◇

     その日も秋彦は、華蓮の作品を撮影することにした。

     ダークウェブ内に作ったサイトの会員は、順調に増えている。

     撮影用のマンションの一室に、秋彦たち撮影スタッフと華蓮は集まっていた。

     ヴァーチャルセットが青い海と空、そして白い砂浜を投影する。

     仮想の白い砂浜に立つ華蓮は、緑色のセパレートの水着という格好だ。

     そんな格好の華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、ミュージックプレイヤーから流れる音楽に合わせて踊る。

     水着姿で腕を振り、ステップを踏み、腰を振る華蓮の姿をカメラマンたちが、さまざまなアングルで撮っていく。

     華蓮はステップを踏みながら半ターンし、カメラマンたちに背を向ける。

     そして緑色の水着に包まれている尻を突き出す。カメラマンの1人は、彼女の尻をアップで撮った。

     華蓮は突き出した尻を音楽に乗せて左右に振った。

     大きく速く尻を振っていたかと思うと、小さくゆっくりと振る。小さく速く振っていたかと思うと、大きくゆっくりと振る。

     華蓮は変化を付けて尻を振った。

     しばらくの間、尻を振るのを見せていた華蓮はステップを踏みながら、また半ターンして前を向いた。

    「華蓮、先に下を脱いでくれ」

     指示を飛ばす秋彦。華蓮はその指示に従う。

     両手をセパレートの水着のボトムへと伸ばす。ボトムの両端に指を引っかける華蓮。

     美しい顔に笑みを浮かべたまま、彼女はわずかに背中を曲げて、セパレートの水着のボトムをサッと一気に膝まで下げた。

     無毛の股間……発毛の兆(きざ)しすらなく、ただ少女の証しであるスリットがあるだけの股間がむき出しとなる。

     華蓮は水着のボトムを両脚から抜き、放り投げた。

     下半身だけ裸となった彼女は、踊りを続ける。

     数分ほど下半身裸で踊ってもらった後に、秋彦はトップも脱ぐように指示を出した。

     華蓮はセパレートの水着のトップも脱ぎ、全裸となる。

     全裸で踊りを続ける華蓮。秋彦は視線を横に向けた。そこには1人の青年が控えている。

     今回の作品の、華蓮の共演者である青年だ。

     秋彦はバスローブを着ている彼と、華蓮に指示を出す。青年はバスローブを脱ぐ。

     バスローブの下には、なにも着ていない。青年は裸となる。

     裸となった青年は、仮想の砂浜で踊っている華蓮へと歩み寄っていった。

     踊りを続けている華蓮は、裸で近づいている青年に笑みを浮かべた顔を向けた。

     華蓮に歩み寄る青年の股間では、野太く長い肉棒がそそり立っている。

     彼に裸身を見せつけるように、華蓮は踊った。

     華蓮の前に立った青年は、彼女を抱き寄せ、片方の腕で細い腰を抱く。もう片方の手は、肉付きが薄くて小さな尻……それでも可愛らしいと思わせる形の尻へと伸びていった。

     青年の手はそのまま華蓮の尻を撫で回す。その動きは、とても巧みである。

    「ああ……」

     撫で回される尻から快感が広がってきて、華蓮は声をこぼす。

     彼女の口からこぼれる声には、甘い色があった。

    「あっ、あっ……」

     可愛らしい形の尻を手のひらで愛撫され、甘く喘ぐ華蓮。快感によって、彼女の美しい顔はほんのりと赤く染まっていく。

     しばらく尻を撫で回していた青年は、クルリと彼女の体を反転させる。

     カメラマンたちに体の前を向ける形となる華蓮。

     尻を撫でていた青年の手は、彼女の無毛の股間へと伸びていった。巧みな動きで無毛の股間を愛撫する青年の手。

    「ああ……あっ、あっ……」

     股間から生じてきた快感で、華蓮は潤っている声を青年や周囲に聞かせる。

     華蓮の腰を抱いている青年のもう片方の手は、乳首がツンッと目立っているだけで、まだ膨(ふく)らみが無い胸へと伸びていく。

     無毛の股間を愛撫しつつ、胸も愛撫する青年。

     膨らみの無い胸も愛撫され、華蓮が抱く快感が強まる。

    「あふっ……ふぅ……ああ……」

     華蓮の口から漏れる声、その中にある甘い色が濃さを増していった。

     そんな彼女の声を聞きながら、青年は愛撫を続ける。

     体の内側を疾走する快感で、華蓮は顔だけではなく全身をほんのりと赤く染めていった。

     数分ほど華蓮の体を愛撫していた青年は、また彼女をクルリと反転させて、自分の方に向かせる。

     青年の手によってしゃがまされる華蓮。青年は股間でそそり立っているモノを、華蓮の美しい顔に突きつけた。

     華蓮はピンク色の舌を伸ばしながら、ソレに顔を寄せていく。

     野太く長い肉棒の先端に、華蓮の舌がチロチロと小さく這う。何度も先端に舌を這わせた後に、舌を絡めるように幹の部分を舐める華蓮。

     青年の肉棒は、華蓮の唾液で濡れていく。

     華蓮は口を大きく開け、怒張している肉棒を含んだ。華蓮の口には太すぎるモノ。

     それでも華蓮は懸命にソレを頬張り、唇を密着させた。そして、

    「んっ……んふっ……んじゅ……」

     頭を前後に動かし、唇で肉棒をしごいた。

     華蓮の唇で怒張をしごかれて、青年は満足そうな吐息をこぼす。

     青年は華蓮の頭を撫でた。華蓮は肉棒を口に含んだまま青年の顔を見上げ、ニコリとした笑みを美しい顔に浮かべる。

     しばらくの間、華蓮の唇で怒張をしごいてもらうと、青年は両手で彼女の頭を軽く掴んだ。

     後ろに大きく引かれる華蓮の頭。口から怒張が抜ける。唇でしごかれた青年のモノは、たくましさを増していた。

     ヴァーチャルセットが仮想の景色を消す。そこは、ただ大きなベッドがあるだけの部屋に戻る。

     青年は華蓮を抱え上げると、ベッドに横たわらせた。

     華蓮の両足首を掴んだ青年は、脚を大きく左右に広げる。華蓮はされるがままだ。

     青年は華蓮の股間に顔をうずめる。そして舌を伸ばし、少女の証しであるスリットに沿って這わせた。

     舌が少女の部分を愛撫する音と共に、

    「あっ、あっ……」

     という華蓮の声が混ざって部屋の中に響く。

     華蓮の少女の部分は、すぐに淫らなメスの蜜で濡れていく。

     青年は無毛の股間から顔を離すと、華蓮の両脚を腋に抱える。そして、そそり立つ怒張の狙いを定めた。

     青年の腰が突き出される。怒張が少女のスリットを左右に割り広げ、淫蜜で濡れている秘洞へと突入した。

    「ふぅああっ!」

     股間から脳天へと快感が混ざった衝撃が疾走し、華蓮は甘い声を響かせながら首を反らす。

     ギチギチときつく肉棒を締め付ける華蓮の秘洞。青年はその締め付けを楽しみつつ、腰を動かしはじめる。

     野太い怒張が華蓮の秘洞をゴリゴリ、ゴリゴリとえぐった。

     秘洞をえぐられるたびに快感が疾走し、

    「ああっ! あっ、あっ!」

     と華蓮は甘い声で喘ぐ。

     彼女の喘ぎ声を聞きながら、青年は腰を動かし続ける。

     肉棒が出入りを繰り返すたびに、秘洞を濡らす淫蜜が滴(しずく)となって飛び散って、ベッドのシーツに点々としたシミを作っていく。

     青年は回転の動きも加えて怒張しているモノで華蓮の秘洞を突いた。

    「あふぅっ! あっ、ああっ!」

     快感で裸身を赤く染め、華蓮は潤っている甘い声を口から響かせる。

     秘洞は肉棒を締め付けるだけではなく、ウネウネと蠢(うごめ)いて刺激を加えてきた。

     締め付けと蠢きで怒張を刺激され、青年は腰の動きを無意識のうちに激しくさせる。

    「ふぅああっ! ああふうぅっ!」

     華蓮の内側を疾走する快感が強まった。

     それに合わせ、彼女の口から響く声が大きくなる。

     青年はどれほど肉棒で華蓮の秘洞を突いただろうか。やがて肉棒は脈動を開始した。

     秘洞を一突きするごとに、肉棒の脈動は大きさを増していく。

     ラストスパートをかけるように、青年は腰の動きを速くさせる。

     裸身を前後に揺さぶられる華蓮の口から響く喘ぎ声は、さらに大きくなっていった。

     青年は肉棒が抜けるギリギリまで腰を引き、そして勢いを乗せて強く突き出す。

     野太いモノが、秘洞の奥の奥まで突いた。

    「あふあああっ!」

     凄(すさ)まじい衝撃が快感と共に疾走し、華蓮は背中を弓なりに反らしながら甘い声を響かせる。

     秘洞から青年の怒張が引き抜かれた。直後、ソレは弾けた。弾け、白濁した体液を放つ。

     放たれた白濁液は華蓮の股間や内股を白く汚していった。

     青年が腋から脚を離すと、華蓮はクタッと脱力する。赤く染めた全身を汗まみれにして、荒く呼吸している華蓮。

     そんな彼女を見下ろす青年の股間では、まだ肉棒が隆々とそそり立ったままである。

     青年は華蓮をあお向けからうつ伏せにさせた。彼女の細い腰を両手で抱くと、尻を高く上げさせる。

     そして、後ろから再び怒張を秘洞へと押し込む。

    「ふぅあっ!」

     快感混じりの衝撃で背中を反らし、声を漏らす華蓮。

     青年は腰を動かし、また華蓮の秘洞をゴリゴリとえぐった。肉棒が秘洞をえぐる音と共に、

    「あっ、あっ!」

     という華蓮の潤っている声が響いた……。

    ◇◇◇

     華蓮の動画は、どれも評判が良い。しかし、ある意見もあった。

    『華蓮以外の動画も見たい』、『他の少女の動画も見たい』というものだ。

     それは秋彦も考えていたことである。

     華蓮だけでは物足りなくなる会員もいるだろうと思っていた。なので、他の少女の動画も撮りたいと考えている。

     しかし華蓮以外にアテというものがない。それでも、どうにか出演してくれる少女を見つけようと秋彦は思った。

    ◇◇◇

     秋彦が動画に出演する少女を探している……そのことは、華蓮も知っている。

     なにかと世話になっているので、協力しようと華蓮は思った。

     丁度よさそうな少女が1人いる。それは紗希だ。

     秋彦が紗希をどう思うかは分からない。それでも華蓮はスマートフォンで彼女の姿を隠し撮った。

     そして、それを秋彦に見せる。

     スマートフォンの画面に映った紗希の姿を見て秋彦は「ほう」と感心したような声を漏らす。

    「可愛い子だな」

    「動画に出演したら、人気が出るんじゃないのかしら?」

     華蓮の言葉に秋彦は「ああ」と頷(うなず)く。

    「人気が出るのは確実だ」

    「彼女を誘うの、簡単よ」

    「どういうことだ?」

    「お金が欲しいみたいよ。だから、それなりのギャラを出すって言えば、簡単に誘えるわよ」

    「なるほど。なら華蓮、少し手伝ってくれ」

     秋彦は華蓮にあることを頼む。頼まれた華蓮は「分かった」と答えた。

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  • 【インプ・ガールズ-小悪魔な少女達-】第05話

     その日、華蓮(かれん)は付き合っている少年・章太(しょうた)の家にいた。

     一緒にゲームをした後、彼はセックスを求めてきた。

     ベッドの端に座った章太の前で、華蓮はストリップをはじめる。

     最初にブラウスを脱いで上半身、ハーフトップタイプのジュニアブラだけになる華蓮。

     身に着けているジュニアブラの色は薄い緑色だ。

     次に脱ぐのはデニムのミニスカート。華蓮はミニスカートの下に、ジュニアブラと色を合わせたショーツ……フロントを赤いリボンで飾った薄い緑色のショーツを穿いている。

     ジュニアブラとショーツ、そして紺色のオーバーニーソックスだけになった華蓮。

     華蓮はジュニアブラとショーツを脱ぎ、オーバーニーソックスだけを残して全裸となった。

     薄いピンク色の乳首がツンッと目立っているだけで膨(ふく)らみの無い胸、まだ発毛の兆(きざ)しすらない無毛の股間、肉付きの薄い小さな尻……華蓮のすべてが露(あら)わとなる。

     華蓮の裸を見ながら、章太は服と下着を脱いで裸になった。

     彼の前で膝をついた華蓮は、ピンク色の舌を伸ばしながら股間へと顔を寄せていく。

     まだ力が入っていない章太の少年の証し。ソレにカレンの舌が這う。

     華蓮の舌で愛撫されると、少年の証しはすぐに力が入り、彼女の目の前で立ち上がった。

     ソレを愛撫し続ける華蓮。先端から根元へ、根元から先端へと這わせ、先端にだけチロチロと小さく舌を躍らせる。

     敏感な先端を舌で愛撫され、章太は熱い吐息をこぼす。

     華蓮は彼の肉棒の先端に小さく舌を躍らせ続けながら、右手で幹の部分を握った。

     強く握り、肉棒をしごく華蓮の右手。章太が抱く快感が強まっていく。

     しばらくの間、華蓮に肉棒を愛撫してもらった後、章太は「交代だ」と華蓮をベッドに横たわらせた。

     彼女の両膝を掴んだ章太は、脚を大きく左右に広げる。華蓮はされるがままだ。

     章太は華蓮の無毛の股間に顔をうずめ、伸ばした舌で少女の部分を舐め回す。

    「ああ……」

     舐め回される少女の部分から走ってくる快感で、華蓮は口から甘い声をこぼす。

     彼女のそんな声を聞きながら、章太は舌を動かし続けた。

     唾液で濡れていく華蓮の少女の部分。愛撫を受け続けているうちに、華蓮のソコは淫らな少女の蜜でも濡れるようになっていく。

     章太は無毛の股間から顔を離すと、華蓮の両脚を腋に抱えて肉棒の狙いを定(さだ)める。

     華蓮の美しい顔に、妖しげな表情が浮かぶ。まるで、章太を誘っているかのような表情だ。

     章太は彼女のそんな表情に誘われるように、腰を突き出していた。

     肉棒が少女の証しであるスリットを左右に割り広げ、秘洞へと突入する。

    「ああぁっ!」

     秘洞から衝撃と共に快感が疾走してきて、華蓮は甘い声を大きく響かせながら、首を反らす。

     ギチギチ、ギチギチと章太のモノをきつく締め付けてくる華蓮の秘洞。

     その締め付けは、章太に悦(よろこ)びを与える。章太は熱い呼吸をこぼしながら、腰を動かす。

     肉棒がガンガンと華蓮の秘洞を突く。

     突かれるたびに快感が体の内側を疾走していき、

    「あっ、ああっ! あふっ! ああっ!」

     華蓮は裸身を震わせながら潤(うるお)っている声で喘ぐ。快感により、彼女の肌は赤く染まっていく。

     秘洞から快感が疾走していくたびに、華蓮の赤く染まった肌は快楽の汗で濡れていった。

     赤く染まった肌を汗で濡らす華蓮からは、なんとも言えない妖しい色気が漂うようになる。

     その色気は、章太を興奮させる材料と化す。

     興奮は、彼の腰の動きを無意識のうちに激しいものにさせていた。

    「ふぅああっ! はうああっ!」

     章太が腰の動きを激しくしたことで、華蓮の内側を疾走する快感が強まる。

     強まった快感は、口から響かせる声を大きくさせた。

     夢中になって腰を動かす章太。肉棒がガンガン、ガンガンと激しく華蓮を突く。

     章太はどれほど華蓮の秘洞を突いただろうか。やがて彼の肉棒は脈動を開始する。

     一突きするごとに、肉棒の脈動は大きさを増していく。章太はラストスパートをかけるように、腰の動きを速くさせた。

    「くふううっ! ふあうううっ!」

     潤った喘ぎ声を口から響かせる華蓮の内側では、快感が今にも爆発しそうになっている。

     章太がガンッと強く腰を叩きつけた瞬間、

    「あふううっ!」

     華蓮の内側で、快感が爆発した。華蓮は目を見開き、裸身をビクビクと震わせる。

     それと同時に、彼女の秘洞の中で章太の肉棒は弾けていた。弾け、白濁した体液を放つ。

     肉棒が抜かれると、秘洞から溢(あふ)れた白濁した体液が華蓮の股間や内股を白く汚していく。

     全身を汗まみれにして荒く呼吸する華蓮。そんな華蓮に視線を向ける章太の股間では、肉棒がそそり立ったままだ。

     まだ華蓮を抱きたいという欲求がある章太。

     華蓮をあお向けからうつ伏せにさせると、章太は彼女の細い腰を抱えて尻を高く上げさせた。

     そして後ろから、肉棒を秘洞へと押し込んだ。

    「ひうあっ!」

     性の高みに達したことで敏感になっている華蓮。ただ肉棒を押し込まれただけでも、彼女は軽く達してしまう。

     再び突入してきた章太のモノをきつく締め付ける華蓮の秘洞。

     その締め付けを楽しみながら、章太は腰を動かして秘洞をえぐった……。

    ◇◇◇

     秋彦(あきひこ)がダークウェブ上に設立した会員制の有料サイトは好評である。

     会員になった人間は、誰もが配信されている華蓮の動画に夢中になった。

     この商売は成功だと、秋彦は感じた。

     今日も華蓮の都合が合うのなら撮影をしようと思い、スマートフォンのメッセージアプリを使って彼女にメッセージを送った。

    ◇◇◇

     華蓮のクラスの担任である圭介(けいすけ)は、今日も1人の男子生徒が彼女に「あれを見せてほしい」と告げたのを耳にしていた。

     放課後、彼は足音を忍ばせて空き教室の1つに向かっていた。

     音を立てないように気をつけながら、空き教室のドアをソッと小さく開ける。

     黒板の前に華蓮がいて、その前に並べられた椅子に6人の男子生徒が座っていた。

     ショーはこれから始まるらしい。

     灰色のブラウスに白いミニスカート、そして紺色のオーバーニーソックスという服装の華蓮がスマートフォンを操作すると、アップテンポの音楽が流れる。美しい顔に笑みを浮かべた彼女は、その音楽に合わせて体を動かしはじめた。

     圭介は踊る華蓮の姿を凝視する。

     しばらくは着衣で踊っていた華蓮。やがて彼女が白いミニスカートに両手を伸ばす。

     スカートの裾を掴んで、バッとめくり上げる華蓮。圭介の視界に、アクアブルーのショーツが飛び込んできた。

     スカートの裾から手を離した華蓮は後ろを向くと、尻を突き出して、今度はミニスカートの後ろの部分をめくり上げる。

     肩越しに笑みを浮かべた美しい顔を見せ、華蓮はアクアブルーのショーツに包まれた尻を左右に振った。

     圭介の目は、華蓮の尻を追って左右に動く。

     華蓮はミニスカートを脱いで、下半身はショーツとオーバーニーソックスだけという格好になった。

     次に華蓮が手を伸ばすのは、灰色のブラウスだ。ボタンを上から順に1つずつ外していく華蓮。

     ブラウスの前が、徐々に広がっていく。

     ブラウスの広がった部分から見えるハーフトップタイプのジュニアブラの色は、ショーツに合わせてアクアブルーだった。

     すべてのボタンを外した華蓮は、ブラウスを脱いだ。下着とオーバーニーソックスだけになった彼女は、笑顔で踊りを続ける。

     次に華蓮が脱ぐのはなにか……圭介は呼吸を荒くして、まばたきをするのも忘れて彼女の姿を熱く見つめた。

     圭介の視線の先で、華蓮はハーフトップタイプのジュニアブラを脱いだ。上半身、裸となる華蓮。

     圭介は彼女の膨らみの無い胸を見つめた。

     トップレスで踊る華蓮。彼女はステップを踏みながら半ターンして、後ろを向く。突き出した尻を左右に振りながら、ショーツの両端に指を引っかける。

     華蓮は尻を振るのを止めずに、アクアブルーのショーツを少しずつ下げていく。尻の割れ目が、ゆっくりと見えてきた。

     尻の割れ目が半分見えたところで、華蓮はショーツをゆっくりと下げるのをやめる。

     華蓮はアクアブルーのショーツを一気に膝まで下げた。

     可愛らしい形の尻が、むき出しになる。

     華蓮は笑顔を見せながら、尻を振った。大きく速く振り、小さくゆっくりと振り……小さく速く振り、大きくゆっくりと振る。変化を付けて、華蓮は尻を左右に振った。

     圭介の視線は、右に左に振られる彼女の尻を忙しく追いかける。

     ショーツを脚から抜いた華蓮は、前を向く。尻を見つめていた圭介は、無毛の股間を見つめる形となった。

     オーバーニーソックスだけを残して全裸になった華蓮は、裸身を強調するように踊る。

     圭介の呼吸が興奮で荒くなっていく。

     美しい少女である華蓮。彼女の裸を見るだけでは、圭介は満足できない。

     華蓮の体を貪(むさぼ)りたい……そんな欲求を圭介は抱いた。

    ◇◇◇

     華蓮の動画は誰かとセックスするハード路線も人気だが、イメージビデオ的なソフト路線も人気がある。

     秋彦は、今日はソフト路線の撮影をすることにした。

     撮影用マンションの1つ、そこで撮影をおこなう。

     高い金を出して買った装置を使うことにする。

     高価な装置……ヴァーチャルセットと呼ばれるものだ。あらゆる景色・光景を投影してくれる装置だ。

     ヴァーチャルセットが、白い砂浜と青い海を投影する。

     白いビキニの水着を着た華蓮は、仮想の砂浜に立つ。ビキニの水着の布地は薄い。

     乳首の形、少女の証しであるスリットの形がくっきりと浮き上がって見えていた。

     サイズは若干小さめにしたので、可愛らしい形の尻が少しハミ出ている。

     華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、仮想の砂浜を歩く。

     しばらくするとミュージックプレイヤーから派手な音楽が流れる。ビキニ姿の華蓮は歩くのをやめ、その場で音楽に合わせて踊りはじめた。

     仮想の太陽の下で華蓮は腕を振り、ステップを踏み、腰を振る。

     複数いるカメラマンが、踊る華蓮の姿をさまざまなアングルで撮っていく。

     踊る華蓮の姿を見つめながら、秋彦は指示を出す。

    「華蓮、先に下を脱いでくれ」

     彼のその言葉に、華蓮は従う。

     華蓮はビキニショーツの両端に指を引っかける。そして腰を左右に振りながら、サッと一気に膝まで下げた。

     肉付きが薄くて小さな尻……それでも可愛らしいと思わせる形の尻と、まだ発毛の兆しすらなく、ただ少女の証しであるスリットがあるだけの股間が露わになる。

     ビキニショーツを脚から抜いた華蓮は、それを放り投げた。そして下半身は裸の状態で踊りを続けた。

     笑顔の華蓮はステップを踏みながら半ターンして、背中を向ける。そして、裸の尻を突き出す。

     カメラマンの1人は、突き出された華蓮の尻をアップで撮る。

     華蓮は肩越しに笑顔を見せ、音楽に合わせて尻を振った。

     しばらく突き出した尻を左右に振っていた華蓮は、またステップを踏みながら半ターンして、今度は前を向く。

     華蓮の尻をアップで撮っていたカメラマンは、無毛の股間をアップで撮る形になった。

     無毛の股間を突き出し、強調する華蓮。

     秋彦は彼女に上も取るように告げる。

     その言葉に従い、華蓮はビキニブラも外し、全裸になった。

     外したビキニブラを放り投げ、華蓮は全裸で踊る。

     数分ほど全裸で踊ってもらった後、秋彦は華蓮に別の衣装を着てもらうことにした。

     ヴァーチャルセットが投影する景色も変更する。

     投影される景色は、どこかの体育館の中。そこに立つ華蓮はライムグリーンのレオタード……ハイネックで長袖のレオタードという格好だ。

     右手には新体操で使う道具……フラフープを持っている。

     レオタード姿の華蓮はフラフープを腰に引っかけ、音楽に合わせて腰を振ってフラフープを回した。

     カメラマンの1人は華蓮の股間をアップで撮る。先ほどのビキニの水着と同じで、いま着ているレオタードも布地が薄い。

     少女の証しであるスリットがくっきりと浮かび上がって見えている。

     乳首の形も浮き上がって見えていた。

     秋彦の指示が飛んできて、華蓮は一度フラフープを床に置いてレオタードの袖から腕を抜く。

     そのまま彼女はレオタードを腰まで下げた。そして上半身を露わにした状態で、再びフラフープを腰に引っかけて回す。

     しばらくの間、上半身だけを露わにした状態でフラフープを回してもらった後、秋彦はまた華蓮に指示を飛ばした。

     華蓮はレオタードを完全に脱ぎ、全裸になってフラフープを回す。

     フラフープを回してもらうだけではなく、新体操用のリボンを持たせて踊ってもらう。

     美しい顔に笑みを浮かべながら踊る華蓮の姿を見ながら、この動画も会員が喜びそうだと秋彦は思った。

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  • 【インプ・ガールズ-小悪魔な少女達-】第04話

     3人の中学生のうち1人、一番背の高い少年が服と下着を脱いで全裸になる。

     膝立ちとなった彼の前で、華蓮(かれん)は四つんばいとなった。

     視界に入るのは、そそり立っている少年の証し。ソレは章太(しょうた)のモノより太さと長さがある。

     しかし秋彦(あきひこ)のモノほどではない。

     華蓮はソレに美しい顔を寄せながら、ピンク色の舌を伸ばす。華蓮の舌が少年のモノに這(は)う。肉棒の先端にチロチロと小さく這ったかと思うと、先端から根元へ、根元から先端へと這う華蓮の舌。

     肉棒から快感が走ってきて、背の高い少年は腰を震わせて熱い吐息をこぼす。

     全裸になっているのは、彼と華蓮だけではない。他の2人の少年も全裸だ。

     華蓮のストリップを見て興奮した少年たち。2人の股間でも、肉棒がそそり立っている。

     中くらいの背の少年が華蓮の右側に膝立ちとなった。

     背の高い少年のモノに舌を這わせ続けながら、華蓮は右手を中くらいの背の彼に伸ばす。

     伸びた華蓮の右手が、そそり立っているモノを強く握る。華蓮はためらうことなく、握ったモノをしごいた。

     速くしごいていたかと思うと、ゆっくりとしごく。ゆっくりとしごいていたかと思うと、速くしごく。

     華蓮は握った肉棒を、変化を付けてしごいた。肉棒をしごかれる少年は、快感のうめき声をこぼす。

     3人の中学生の中で一番背の低い少年は、四つんばいの華蓮の後ろで膝立ちになった。

     背の高い少年のモノに舌を這わせ続けながら、華蓮は視線を後ろに向ける。そして、肉付きが薄くて小さいが、それでも可愛らしいと感じさせる尻を左右に振る。

     背の低い少年はゴクリと唾を飲み込み、両手を華蓮の尻へと伸ばす。彼の両手のひらが、可愛らしい形の尻を撫で回した。

     華蓮は撫で回される尻をさらに振る。背の低い少年は呼吸を荒くして、夢中になって彼女の尻を撫で回し続けた。

     しばらくして、華蓮は背の高い少年の股間から顔を離し、中くらいの背の少年の肉棒から手を離す。そして体の向きを変える。

     背の高い少年に尻を向ける形を取る華蓮。脚を大きく広げると可愛らしい形の尻を高く上げ、左右に振った。

     背の高い少年が凝視するのは、華蓮の無毛の股間……ただ、少女の証しであるスリットがあるだけの股間。

     肩越しに背の高い少年に美しい顔を見せる華蓮。その顔には、妖(あや)しい表情が浮かんでいる。

     彼を誘っているかのような表情だ。

     背の高い少年は華蓮の尻を両手で掴んだかと思うと、妖しい表情に誘われるまま、肉棒を秘洞へと押し込んでいた。

    「はあぁううっ!」

     肉棒が押し込まれた秘洞から快感が疾走してきて、華蓮は甘い声を口から響かせる。

     秘洞は突入してきたモノを歓迎するかのように、ギチギチときつく締まってきた。

     背の高い少年を悦(よろこ)ばせる締め付け。少年はもっと華蓮の秘洞を楽しみたいと、腰を動かしはじめる。

    「あっ、あっ!」

     秘洞を肉棒で突かれる華蓮は、甘い色が感じられる声をこの場にいる少年達に聞かせた。

     快感に喘ぎつつ、華蓮は左手を中くらいの背の少年へと伸ばす。左手で彼のモノを握り、再びしごきはじめる。

     それだけではなく、背の低い少年のモノに舌を這わせて愛撫した。

     背の高い少年の荒い息づかい、中くらいの背と背の低い少年のうめき声が混ざって部屋の中に響く。

     華蓮を後ろから突いている少年は、腰の動きを激しくさせる。華蓮の内側を疾走する快感が、それに合わせて大きくなった。

     疾走する快感で背中を震わせながら、華蓮は中くらいの背の少年のモノをしごき続け、背の低い少年のモノに舌を這わせ続ける。

     何度も何度も華蓮の舌で愛撫され、背の低い少年のモノはもう弾けそうになっていた。

     それを感じた華蓮は、舌の動きを速く、そして強くさせる。震える肉棒。華蓮の舌が先端を強く舐めた直後、ソレは弾ける。

     弾けて、白濁した体液を放つ。放たれた白濁液で、華蓮の美しい顔が白く汚された。

     中くらいの背の少年のモノも、華蓮の手のひらの中で弾けそうになっている。

     華蓮はソレを握る手のひらの力を強め、速くしごいた。根元から先端へと、ひときわ強くしごいた瞬間だった……中くらいの背の少年のモノが弾けた。

     華蓮の左手のひらが、白く汚れる。

     四つんばいの華蓮を後ろから突いている背の高い少年のモノも、弾ける直前になっていた。

     彼は腰の動きを速くさせる。

     ガンッと強く肉棒を秘洞に叩き込んだ直後、肉棒は弾けた。弾けて、白濁した体液を秘洞の中に放つ。

     背の高い少年が肉棒を抜くと、秘洞から溢(あふ)れた体液が華蓮の股間や内股を白く染めていく。

     3人の少年の顔には満足したような表情が浮かび、部屋の中には性の匂いが充満する。

     彼らを満足させた華蓮の美しい顔には、妖(あや)しげな笑みが浮かんでいた。

     3人の少年に悦(よろこ)びを与えたこと……それを楽しんでいるような笑みであった。

    ◇◇◇

     その日、秋彦から『撮影をしたい』という連絡を受け、華蓮は撮影スタジオとなっているマンションに向かっていた。彼女を見かけたのは、途中にある商店街である。

     華蓮が見かけたのは、同じクラスの少女だ。身長が150センチあり、どこか大人っぽい雰囲気があるため、1つ上に間違われることがある少女。

     華蓮と同じくらいの美しさを持っている。

     ロングの黒髪をツインテールにしている彼女の名前は南條紗希(なんじょう・さき)。

     紗希はあるショップの前にいて、ショーウィンドウを見ていた。そして、その場から離れる。

     華蓮は紗希が何を見ていたのか気になり、ショーウィンドウを見てみた。そこにあるのはスカーフだ。それなりの値段のスカーフ。

     男子生徒にストリップを披露して金をもらっている華蓮には、簡単に買える。しかし、紗希には難しいのだろう。

     だが、華蓮には紗希がスカーフを買える買えないは、特に関係のないことだ。

     華蓮はその場から離れた。

    ◇◇◇

     ダークウェブのサイトで配信する動画を撮影するときは、秋彦は華蓮にきちんとギャラを払っている。

     それなりの金額であり、華蓮に不満はなかった。

     今日は、秋彦が買ったマンション最上階の屋内プールにて撮影である。

     華蓮はオレンジ色のビキニの水着という格好でプールサイドにいた。

     監督である秋彦は、どのような動画を撮(と)るか華蓮に説明する。

     そして、撮影が開始された。

     ビキニ姿の華蓮は、美しい顔に笑みを浮かべてプールサイドを歩く。

     途中で足を止めた華蓮は、カメラの前でさまざまなポーズを見せる。

     その後、プールに入った。水中用のビデオカメラを持ったカメラマンが、華蓮を追ってプールの中に飛び込む。

     泳ぐ華蓮の姿を、水中用のビデオカメラを使って録画する。

     しばらくの間、泳いでいた華蓮はプールサイドに上がった。そして、ビキニのブラに手を伸ばす。

     カメラの前で、彼女はビキニのブラを外してトップレスになった。

     外したビキニのブラをプールサイドに落とした華蓮は、カメラの前でまたさまざまなポーズをとっていく。

     ポーズをとった後、ビキニのショーツへと彼女は手を伸ばした。

     ビキニのショーツも脱ぎ、華蓮は全裸となる。膨らみの無い胸、無毛の股間、そして可愛らしい形の尻を露(あら)わにさせた華蓮は再びプールに入る。

     全裸で泳ぐ華蓮。数分ほど泳いでプールサイドに上がり、水で濡れた裸身を強調した。

     華蓮は背中を向け、前屈みになって膝に手を置き、尻を突き出す。肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、華蓮は突き出した尻を左右に振る。

     水で濡れた尻が左右に揺れる様は、なんとも言えない艶(なま)めかしさがあった。

     華蓮が尻を振っていると、1人の青年が姿を見せる。背の高い、ハンサムな青年。

     その青年は、何も身に着けていない……全裸である。

     彼の姿を見ると華蓮は顔に浮かべている笑みを強め、尻を振る動きを大きくさせた。

     まるで、青年を誘っているかのような尻の動き。それに誘われるように、青年は華蓮に歩み寄っていく。

     華蓮の後ろで、膝立ちになる青年。左右に振られている可愛らしい形の尻へと両手を伸ばす。

     青年の手が、華蓮の尻を掴む。掴み、優しい力加減で揉む。

     尻を揉まれ、華蓮は「んっ……」と声をこぼす。くすぐったそうな声。

     青年の手は、何度も何度も彼女の尻を揉んだ。尻を揉む青年の指の動きは、とても巧みであった。

     華蓮は快感を得て、頬を赤く染めていく。

    「ああ……」

     口から漏れる声には、甘い色が宿るようになる。

     華蓮の柔らかな尻の感触を楽しむ青年。やがて彼は尻を揉むのをやめ、彼女をベンチに座らせた。

     青年はその場に膝をつくと華蓮の両膝を掴み、脚を大きく左右に広げさせる。華蓮は彼にされるがままだ。

     華蓮の脚を広げさせた青年は、無毛の股間に顔をうずめる。舌を伸ばし、華蓮の少女の部分を舐め回す。

    「あふっ……」

     巧みに動く舌で少女の部分を愛撫され、華蓮は甘さが濃くなった声を聞かせる。

     彼女の声に混ざるのは、青年が舌を動かして愛撫する音。

     ソコから広がってくる快感で、華蓮は顔だけではなく全身の肌を赤く染めていく。

     青年が愛撫するのは、股間だけではない。片方の手を、可愛らしい形の尻へと伸ばす。

     舌で少女の部分を愛撫しつつ、青年は片方の手のひらで華蓮の尻を撫で回した。

     尻を愛撫する青年の手のひらの動きは舌と同じでとても巧みであり、華蓮に快感を与える。

     股間だけではなく尻からも快感が広がってきて、

    「あっ、あぁ……」

     華蓮の口からこぼれる声、その中にある甘さが濃さを増していく。

     青年が愛撫するのは、少女の部分と尻だけではない。もう片方の手を、膨らみの無い胸へと伸ばしていった。

     青年は、華蓮の胸も愛撫する。

    「あっ、あっ……」

     胸も愛撫されて、華蓮の声はますます甘くなっていった。

     何度も舌で愛撫される少女の部分は、青年の唾液で濡れていく。しばらくすると、唾液以外のものでも、華蓮の少女の部分は濡れるようになる。

     快感によって溢(あふ)れるようになった、淫らなメスの蜜……それが、青年の唾液と一緒になって華蓮の少女の部分を濡らす。

     少女の部分で舌が動くたびに、尻と胸で手のひらが動くたびに、淫蜜は量を増やしていった。

     華蓮に快感を与えていた青年は、舌の動きと手のひらの動きを止め、立ち上がる。そして彼女を自分の前にしゃがませた。

     そそり立つモノ……かなりの太さと長さのあるモノを、華蓮の目の前に突きつける青年。

     華蓮は舌を伸ばしながら、彼の股間に顔を寄せていった。ピンク色の舌が、青年の肉棒を舐める。

     先端から根元へ、根元から先端へと何度も舌を往復させた後、華蓮は口を大きく開けて、ソレを含んだ。

     華蓮の口には、ソレは少し太すぎる。それでも彼女は懸命に頬張り、唇を密着させた。

    「ん……んふ……んじゅ……」

     頭を前後に動かす華蓮。唇で肉棒をしごく。

     華蓮はただ頭を前後に動かして唇で怒張をしごくだけではない。舌も使う。

     唇で怒張をしごきつつ、ソレの裏側に舌を這わせる。

     青年は満足そうな表情を浮かべ、華蓮の頭を撫でた。華蓮は怒張を口に含んだまま彼の顔を見上げ、美しい顔にニコリとした笑みを浮かべた。

     数分ほど華蓮の唇で怒張をしごいてもらうと、青年は彼女の頭を軽く掴んで後ろに引く。

     華蓮の口から肉棒が抜ける。

     青年は彼女に、尻を向けて四つんばいになるように告げた。

     華蓮はその言葉に従う。彼に背を向けて四つんばいになり、可愛らしい形の尻を高く上げる。

     彼女の後ろで膝立ちになった青年は、両手で尻を掴む。そそり立つ怒張の狙いが定(さだ)められた。

     スリットに怒張の先端が触れると、華蓮は肩越しに妖しい笑みを浮かべた顔を青年に見せる。

     青年は腰を突き出す。怒張が華蓮の秘洞へと埋没(まいぼつ)した。

    「ふぅあああっ!」

     太いモノが突入してきて、快感混じりの衝撃が股間から走ってくる。

     華蓮は声を響かせながら、首を反らす。

     ギュウギュウと怒張を締め付けてくる華蓮の秘洞。青年はその締め付けを楽しみ、腰を動かす。怒張がゴリゴリと秘洞をえぐる。

    「ああっ! あっ、あっ!」

     えぐられる秘洞から走ってくる快感で、華蓮は肩を震わせながら甘い声で喘ぐ。

     怒張が一突きするたびに、四つんばいになっている彼女の裸身が前後に揺れた。

     裸身が前後に揺れるのに合わせ、肌を濡らしている水が滴(しずく)となって周囲に飛び散っていく。

     青年は回転の動きも加えて華蓮を怒張で突き続ける。

    「あっ、あっ! あふうっ!」

     突かれるたびに全身に快感が疾走し、華蓮は口から響かせる声を大きくさせていった。

     青年は腰の動きを止めずに、彼女の尻から手を離す。彼の両手は、喘ぎ声を響かせている華蓮の胸へと伸びていく。

     怒張で秘洞を突きつつ、青年は膨らみの無い胸を両の手のひらで愛撫する。

     華蓮の内側を疾走する快感が強まっていった。

     疾走する快感は体の中心に集まり、風船のように膨らんでいく。怒張で一突きされるごとに、快感の風船は大きさを増す。

    「あふっ! ふあっ……ふあうっ!」

     華蓮が口から響かせる声は、切羽詰まったようなものになる。

     快感の風船が、今にも彼女の内側で破裂しそうになっていた。

     青年は腰の動きを激しくさせる。華蓮が口から響かせる声は、さらに切羽詰まったものになっていく。

     肉棒が抜けるギリギリまで腰を引いた青年は、勢いを乗せて突き出した。

    「ふあうっ!」

     秘洞の奥の奥まで強く突かれ、華蓮は目を見開く。

     凄(すさ)まじい衝撃が股間から脳天へと疾走する。それが、彼女へのとどめとなった。

     快感の風船が、破裂を起こす。

    「あっ、あっ……あああああっ!」

     破裂した快感は、津波と化して華蓮の内側を暴れ回る。

     性の高みへと達した華蓮。大きな声を漏らしながら、全身をビクビクと震わせた。

     青年は怒張を彼女の秘洞から引き抜く。直後、ソレは弾ける。

     弾けて、白濁した体液を放つ。華蓮の尻が、白く汚されていく。

     青年の手が胸から離れると、華蓮は脱力してその場に崩れ落ちる。全身を赤く染めている華蓮は荒く呼吸をした。

     そんな彼女を見下ろす青年の股間では、まだ肉棒がそそり立ったままである。

     彼は華蓮をうつ伏せからあお向けにさせ、両脚を腋に抱えた。そして。再び怒張を秘洞へと突入させる。

    「ふぅああっ!」

     絶頂したことで、敏感になっている華蓮の肉体。ただ肉棒を押し込まれただけでも、軽く達してしまう。

     ギュウッときつく締まってくる秘洞。青年は腰を動かし、華蓮の秘洞をえぐった……。

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  • 【インプ・ガールズ-小悪魔な少女達-】第03話

     秋彦(あきひこ)は、あることを考えていた。

     華蓮(かれん)はとても美しい少女だ。彼女を使って商売ができるのではないか……そんな考えだ。

     仲間はすぐに集めることが可能である。

     必要なのは、華蓮の了承だ。

     秋彦はスマートフォンで華蓮に連絡を入れる。

    「華蓮、キミと一緒にある商売をしたいと思ってね」

     なにを華蓮に頼みたいのか、秋彦はそれを話す。

     秋彦の話を聞いた華蓮は『面白そうね』と言葉を返した。

    『いいわよ、秋彦さん。その話、乗るわ』

    「ありがとう、華蓮」

     華蓮の了承は得た。後は仲間を集めるだけであった。

    ◇◇◇

     秋彦の呼びかけで、仲間はすぐに集まった。

     次に彼は場所の確保をすることにした。必要な場所は、すぐに見つかった。

     ある分譲マンションの最上階を丸々1フロア購入する。最上階の上は屋内プールになっており、それも同時に購入した。

     業務用の機材も一式買う。そして、商売に必要なサイトの準備もする。

     サイトは裏のネット……ダークウェブなどと呼ばれる場所に開設した。

     そして、あちこちに顔の利く裏稼業の先輩に金を払い、もしものときに備える。

     これで準備は整った。

     集まった仲間には男もいれば女もいる。共通点は、秋彦と趣味が同じということだ。

     購入したマンションの1室に姿を見せた華蓮。彼女の姿を見た仲間たちは驚いたような、感動したような、そんな複雑な表情を浮かべた。

    「華蓮だ。みんな、仲良くしてくれよ」

     秋彦は華蓮を仲間に紹介する。

    「華蓮、今日はテストだ。ソフトな作品を撮影する」

     仲間たちはビデオカメラを構えたりした。

     大きな窓の前に設置したステージ……華蓮はそこに立つ。彼女の服装は灰色のブラウスにブルーのデニムのミニスカート、紺色のオーバーニーソックスというもの。

     カメラマン役である2人の青年がビデオカメラの録画ボタンを押し、用意したミュージックプレイヤーからは派手な音楽が流れる。

     ステージ上の華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、音楽に合わせて体を動かしはじめた。

     腕を振り、ステップを踏み、腰を振る華蓮。2人のカメラマンは、そんな彼女の姿をさまざまなアングルで撮(と)っていく。

     監督役である秋彦は、しばらくの間、着衣で踊ってもらった後に、華蓮に指示を飛ばす。

    「華蓮、スカートを脱いじゃおうか」

     ステージの上で踊る華蓮は、秋彦の指示に従う。

     ミニスカートの横のホックを外(はず)し、ファスナーを下げる。そしてミニスカートの両端を掴んでサッと一気に足首まで下げた。

     露(あら)わになるショーツは、前の中央部分だけがチェック模様になっているアクアブルーというもの。

     華蓮は脱いだミニスカートをステージの外に放り投げ、踊りを続けた。

     カメラマン達も、他の仲間達……今は撮影スタッフである仲間達も華蓮に注目している。

     ほんのわずかな時間でも彼女から目を離したくない……そう言いたげな様子だ。

     秋彦は次の指示を華蓮に飛ばす。その指示に従い、華蓮はブラウスのボタンを上から順にゆっくりと外していった。

     すべてのボタンを外した華蓮は、ブラウスの前を広げる。

     ブラウスの下に身に着けているのは、白いハーフトップタイプのジュニアブラだ。

     華蓮は、すぐにブラウスを脱がない。前を広げたブラウスをまとった状態で踊る。

     ブラウスを脱いでもらう前に、ショーツを先に脱いでもらう。

     華蓮はショーツの両端に指を引っかけると、少しのためらいも見せずに、スッとショーツを足首まで下げた。

     無毛の股間と肉付きが薄いが、それでも可愛らしいと思わせる形の尻が露出する。

     前を開けたブラウスとジュニアブラ、オーバーニーソックスだけになった華蓮は、脱いだショーツをステージの外に放り投げた。

     華蓮はステップを踏みながら半ターンして、秋彦達に背を向ける。そして、可愛らしい形の尻を突き出す。

     肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、華蓮は突き出した尻を音楽に乗せて左右に振った。

     カメラマンの1人は、彼女の尻をアップで撮る。2人のカメラマンは、今にも華蓮の尻に飛びかかりそうな雰囲気を漂わせた。

     数分ほど後ろを向いて尻を振っていた華蓮は、前を向く。尻をアップで撮っていたカメラマンは、無毛の股間をアップで撮る形になる。

     秋彦はブラウスも脱ぐように告げた。

     華蓮はブラウスを脱ぎ、ハーフトップタイプのジュニアブラとオーバーニーソックスだけという格好になる。

     そんな格好で、華蓮はさまざまなポーズをとっていった。

     しばらくして、秋彦の指示に従って華蓮はジュニアブラを脱ぐ。残るのはオーバーニーソックスだけだ。

     秋彦は、オーバーニーソックスはそのままにすることにした。

     オーバーニーソックスだけを残して全裸となった華蓮は、踊りを再開する。

     華蓮を使った商売は、有料の会員制サイトでの配信だ。華蓮のヌードを見ることができる会員制サイト。華蓮の美しい姿を見るために、多くの人間が会員になると秋彦は踏んでいる。

     表のサイトで噂を流す。美しい少女のヌードを拝めるサイトがあるらしい……という噂だ。

     噂というものは、すぐに広まるものだ。ネットの中の噂なら、なおさらである。

     ダークウェブに開設したサイトには、すぐに多数のアクセスがあるはず。

     会員になる前でも、着衣の華蓮の姿を見ることができるようにする。多くの人間が、彼女の美しさに魅了されて会員登録をすることだろう。

    (華蓮だけでもいいかもしれないが、もう1人か2人、モデルがいてもいいだろうな。それも、華蓮と同じくらいの美少女だ)

     オーバーニーソックスだけという格好で踊る華蓮の姿を見ながら、秋彦はそんなことを思った。

    ◇◇◇

     その日の放課後も、華蓮は男子生徒に頼まれて空き教室の1つでストリップを披露していた。

     教室の外、ドアの隙間から華蓮のクラスの担任教師である圭介(けいすけ)が覗き見をしている。

     ストリップの披露が終わって下着と服を身に着けている華蓮に、

    「三上(みかみ)」

     と1人の男子生徒が声をかけてきた。

     華蓮はブラウスのボタンを留めながら「なに?」と聞き返す。

    「俺の兄貴と友達がさ、三上のストリップを見たいって言っているんだ」

    「お金を払ってくれるのなら、見せてあげるって言っておいて。お1人様2千円よ」

     男子生徒は「分かった」と頷(うなず)き、兄に華蓮の連絡先を教えていいかと聞く。

     華蓮はスマートフォンの通信アプリのアドレスを男子生徒に教える。

     翌日の朝、通信アプリにメッセージが届いた。男子生徒の兄だ。

     金はちゃんと支払うとのことだ。ストリップを見たいのは、男子生徒の兄を入れて3人。

     メッセージには『今日見せてもらえるか?』ともあった。

     今日は特に用事のない華蓮。今日でもいいという返事を送る。

     ストリップを披露するのは、男子生徒の兄の友達の家であった。住所を教えてもらい、華蓮はその家に向かった。

    ◇◇◇

     その家で華蓮を待っていたのは、3人の中学生であった。そのうち1人、一番背の高い少年が男子生徒の兄だ。

     ここは、3人の中で一番背が低い中学生の家である。今この家にいるのは、華蓮と3人の少年のみ。

     ストリップは、背が低い少年の部屋で披露する。

     白いTシャツに黒いデニムのパンツという服装の華蓮は、少年達と共にその部屋に入った。

     それなりの広さのある部屋。

     3人の少年は、2千円を華蓮に支払う。

     床に座った3人の前に立つ華蓮は、スマートフォンを操作してアップテンポの音楽を流す。

    「じゃあ、はじめるわね」

     華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、スマートフォンから流れる音楽に合わせて踊りをはじめた。

     3人の少年は華蓮に注目する。彼らの目には、これから美しい少女である華蓮のヌードを拝めることができるのだという期待の光が宿っていた。それは、欲望の光とも言っていい。

     期待と欲望が混ざった視線の先で踊る華蓮は、先にデニムのパンツに手を伸ばす。

     少年達の視線は、彼女の下半身に向いた。

     3つの視線を浴びながら華蓮は、ホックを外してファスナーを下げる。股間の部分がVの字に広がり、ショーツが顔を覗かせた。

     ショーツの色は、薄いピンク色。

     華蓮はデニムパンツの両端を掴むと、一気に足首まで下げる。3人の少年の視界に、薄いピンク色のショーツが飛び込んできた。

     脚からデニムパンツを抜き、足元に落とす華蓮。Tシャツとショーツ、そして白いソックスだけという格好で、彼女は踊りを続ける。

     華蓮はステップを踏みながら半ターンし、少年達に背を向けた。

     そして薄いピンク色のショーツに包まれた尻を突き出す。3人の少年の視線が、尻に集中するのを意識する華蓮。

     肩越しに笑顔を見せ、華蓮は突き出した尻を左右に振った。

     右に左に振られるショーツに包まれた尻を、少年達の視線が忙しく追いかける。

     尻を振り続けながら、華蓮は次にどうするかを考えた。振られる尻を追いかけている彼らの視線、その中にある期待の熱は上がっている。

     それを感じた華蓮は、ショーツに手を伸ばしていた。尻を振る動きを止めずに、ショーツの両端に指を引っかけた。

     3人の少年の視線にある期待の熱が、さらに上がっていく。

     華蓮は尻を右に左に小さく振り続けながら、ショーツを少しずつ下げていった。

     尻の割れ目が、ゆっくりと徐々に見えてくる。尻が見えてくるにつれ、少年達の視線はますます熱くなっていく。

     尻の割れ目が半分ほど見えたところで、華蓮はショーツをゆっくりと下げるのをやめた。

     一気に膝までショーツを下げる。

     露出する肉付きの薄い小さな尻……それでも可愛らしいと思わせる形の尻。

     それが、少年達の視界に入り込む。

     3人の少年は、華蓮の尻を凝視する。

     華蓮は裸の尻をさらに突き出して振った。大きく速く、小さくゆっくり……大きくゆっくり、小さく速く……変化を付けて振られる華蓮の尻。

     しばらくの間、尻振りを披露していた華蓮は、ステップを踏みながら半ターンして前を向く。

     華蓮の尻を凝視していた3人の少年は、無毛の股間を凝視することになった。

     膝に引っかけていたショーツを脚から抜き足元に落とした華蓮は、彼らに見せつけるように股間を突き出す。そして音楽に乗せて腰を左右に振る。

     無毛の股間を視線で追う3人の少年。夢中になっている彼らを見て、華蓮の顔に浮かぶ笑みは楽しそうなものになっていた。

     3人の少年が自分に夢中になっているのが楽しい……そう言いたそうな笑みだ。

     華蓮は腰を左右に振るのを止めず、Tシャツの裾に手をかける。

     一気にTシャツが胸の上までめくり上げられた。少年達の視線は、華蓮の胸に向く。

     少年達の視界に入るのは、ショーツと色を合わせたジュニアブラ……薄いピンク色のハーフトップタイプのジュニアブラだ。

     彼らの視線を浴びながら、華蓮はTシャツを脱いで上半身ジュニアブラだけになる。

     ハーフトップタイプのジュニアブラとソックスだけという格好になった華蓮は脱いだTシャツを足元に落とす。

     華蓮の胸に向く3人の少年の視線には、また期待の熱が宿る。その期待に応(こた)えようと、彼女の手はハーフトップタイプのジュニアブラを掴んだ。

     ジュニアブラを脱いで、胸を露出させる華蓮。膨(ふく)らみがまだ無く、薄いピンク色の乳首がツンッと目立っている程度の華蓮の胸を少年達は凝視する。

     ソックスだけを残して全裸になった華蓮は、ジュニアブラも足元に落とした。

     そして、踊りを続ける。

     少年達の視線は華蓮の胸と股間を忙しく往復した。

     華蓮はステップを踏みながらまた半ターンして、彼らに背を向け、尻を突き出す。

     再び左右に振られる華蓮の可愛らしい形の尻。

     先ほどと同じように、華蓮は変化を付けて尻を振った。

     裸で踊る華蓮の姿を見て、少年達は呼吸を荒くしていく。少年達を夢中にさせる華蓮は、顔に浮かべる笑みを妖(あや)しいものにさせていた。

     妖しい笑みを浮かべて尻を振る華蓮は、「ねえ」と少年たちに声をかける。

    「お兄さん達、見ているだけで満足できる?」

     左右に振られる尻を目で追っていた少年達は、視線を肩越しに見える華蓮の美しい顔に向けた。

     彼女の顔に浮かんでいる妖しい笑みは、強いものになっている。

    「あと3千円追加してくれたら……セックスさせてあげてもいいわよ」

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