秋彦(あきひこ)は、あることを考えていた。
華蓮(かれん)はとても美しい少女だ。彼女を使って商売ができるのではないか……そんな考えだ。
仲間はすぐに集めることが可能である。
必要なのは、華蓮の了承だ。
秋彦はスマートフォンで華蓮に連絡を入れる。
「華蓮、キミと一緒にある商売をしたいと思ってね」
なにを華蓮に頼みたいのか、秋彦はそれを話す。
秋彦の話を聞いた華蓮は『面白そうね』と言葉を返した。
『いいわよ、秋彦さん。その話、乗るわ』
「ありがとう、華蓮」
華蓮の了承は得た。後は仲間を集めるだけであった。
◇◇◇
秋彦の呼びかけで、仲間はすぐに集まった。
次に彼は場所の確保をすることにした。必要な場所は、すぐに見つかった。
ある分譲マンションの最上階を丸々1フロア購入する。最上階の上は屋内プールになっており、それも同時に購入した。
業務用の機材も一式買う。そして、商売に必要なサイトの準備もする。
サイトは裏のネット……ダークウェブなどと呼ばれる場所に開設した。
そして、あちこちに顔の利く裏稼業の先輩に金を払い、もしものときに備える。
これで準備は整った。
集まった仲間には男もいれば女もいる。共通点は、秋彦と趣味が同じということだ。
購入したマンションの1室に姿を見せた華蓮。彼女の姿を見た仲間たちは驚いたような、感動したような、そんな複雑な表情を浮かべた。
「華蓮だ。みんな、仲良くしてくれよ」
秋彦は華蓮を仲間に紹介する。
「華蓮、今日はテストだ。ソフトな作品を撮影する」
仲間たちはビデオカメラを構えたりした。
大きな窓の前に設置したステージ……華蓮はそこに立つ。彼女の服装は灰色のブラウスにブルーのデニムのミニスカート、紺色のオーバーニーソックスというもの。
カメラマン役である2人の青年がビデオカメラの録画ボタンを押し、用意したミュージックプレイヤーからは派手な音楽が流れる。
ステージ上の華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、音楽に合わせて体を動かしはじめた。
腕を振り、ステップを踏み、腰を振る華蓮。2人のカメラマンは、そんな彼女の姿をさまざまなアングルで撮(と)っていく。
監督役である秋彦は、しばらくの間、着衣で踊ってもらった後に、華蓮に指示を飛ばす。
「華蓮、スカートを脱いじゃおうか」
ステージの上で踊る華蓮は、秋彦の指示に従う。
ミニスカートの横のホックを外(はず)し、ファスナーを下げる。そしてミニスカートの両端を掴んでサッと一気に足首まで下げた。
露(あら)わになるショーツは、前の中央部分だけがチェック模様になっているアクアブルーというもの。
華蓮は脱いだミニスカートをステージの外に放り投げ、踊りを続けた。
カメラマン達も、他の仲間達……今は撮影スタッフである仲間達も華蓮に注目している。
ほんのわずかな時間でも彼女から目を離したくない……そう言いたげな様子だ。
秋彦は次の指示を華蓮に飛ばす。その指示に従い、華蓮はブラウスのボタンを上から順にゆっくりと外していった。
すべてのボタンを外した華蓮は、ブラウスの前を広げる。
ブラウスの下に身に着けているのは、白いハーフトップタイプのジュニアブラだ。
華蓮は、すぐにブラウスを脱がない。前を広げたブラウスをまとった状態で踊る。
ブラウスを脱いでもらう前に、ショーツを先に脱いでもらう。
華蓮はショーツの両端に指を引っかけると、少しのためらいも見せずに、スッとショーツを足首まで下げた。
無毛の股間と肉付きが薄いが、それでも可愛らしいと思わせる形の尻が露出する。
前を開けたブラウスとジュニアブラ、オーバーニーソックスだけになった華蓮は、脱いだショーツをステージの外に放り投げた。
華蓮はステップを踏みながら半ターンして、秋彦達に背を向ける。そして、可愛らしい形の尻を突き出す。
肩越しに笑みを浮かべた顔を見せ、華蓮は突き出した尻を音楽に乗せて左右に振った。
カメラマンの1人は、彼女の尻をアップで撮る。2人のカメラマンは、今にも華蓮の尻に飛びかかりそうな雰囲気を漂わせた。
数分ほど後ろを向いて尻を振っていた華蓮は、前を向く。尻をアップで撮っていたカメラマンは、無毛の股間をアップで撮る形になる。
秋彦はブラウスも脱ぐように告げた。
華蓮はブラウスを脱ぎ、ハーフトップタイプのジュニアブラとオーバーニーソックスだけという格好になる。
そんな格好で、華蓮はさまざまなポーズをとっていった。
しばらくして、秋彦の指示に従って華蓮はジュニアブラを脱ぐ。残るのはオーバーニーソックスだけだ。
秋彦は、オーバーニーソックスはそのままにすることにした。
オーバーニーソックスだけを残して全裸となった華蓮は、踊りを再開する。
華蓮を使った商売は、有料の会員制サイトでの配信だ。華蓮のヌードを見ることができる会員制サイト。華蓮の美しい姿を見るために、多くの人間が会員になると秋彦は踏んでいる。
表のサイトで噂を流す。美しい少女のヌードを拝めるサイトがあるらしい……という噂だ。
噂というものは、すぐに広まるものだ。ネットの中の噂なら、なおさらである。
ダークウェブに開設したサイトには、すぐに多数のアクセスがあるはず。
会員になる前でも、着衣の華蓮の姿を見ることができるようにする。多くの人間が、彼女の美しさに魅了されて会員登録をすることだろう。
(華蓮だけでもいいかもしれないが、もう1人か2人、モデルがいてもいいだろうな。それも、華蓮と同じくらいの美少女だ)
オーバーニーソックスだけという格好で踊る華蓮の姿を見ながら、秋彦はそんなことを思った。
◇◇◇
その日の放課後も、華蓮は男子生徒に頼まれて空き教室の1つでストリップを披露していた。
教室の外、ドアの隙間から華蓮のクラスの担任教師である圭介(けいすけ)が覗き見をしている。
ストリップの披露が終わって下着と服を身に着けている華蓮に、
「三上(みかみ)」
と1人の男子生徒が声をかけてきた。
華蓮はブラウスのボタンを留めながら「なに?」と聞き返す。
「俺の兄貴と友達がさ、三上のストリップを見たいって言っているんだ」
「お金を払ってくれるのなら、見せてあげるって言っておいて。お1人様2千円よ」
男子生徒は「分かった」と頷(うなず)き、兄に華蓮の連絡先を教えていいかと聞く。
華蓮はスマートフォンの通信アプリのアドレスを男子生徒に教える。
翌日の朝、通信アプリにメッセージが届いた。男子生徒の兄だ。
金はちゃんと支払うとのことだ。ストリップを見たいのは、男子生徒の兄を入れて3人。
メッセージには『今日見せてもらえるか?』ともあった。
今日は特に用事のない華蓮。今日でもいいという返事を送る。
ストリップを披露するのは、男子生徒の兄の友達の家であった。住所を教えてもらい、華蓮はその家に向かった。
◇◇◇
その家で華蓮を待っていたのは、3人の中学生であった。そのうち1人、一番背の高い少年が男子生徒の兄だ。
ここは、3人の中で一番背が低い中学生の家である。今この家にいるのは、華蓮と3人の少年のみ。
ストリップは、背が低い少年の部屋で披露する。
白いTシャツに黒いデニムのパンツという服装の華蓮は、少年達と共にその部屋に入った。
それなりの広さのある部屋。
3人の少年は、2千円を華蓮に支払う。
床に座った3人の前に立つ華蓮は、スマートフォンを操作してアップテンポの音楽を流す。
「じゃあ、はじめるわね」
華蓮は美しい顔に笑みを浮かべ、スマートフォンから流れる音楽に合わせて踊りをはじめた。
3人の少年は華蓮に注目する。彼らの目には、これから美しい少女である華蓮のヌードを拝めることができるのだという期待の光が宿っていた。それは、欲望の光とも言っていい。
期待と欲望が混ざった視線の先で踊る華蓮は、先にデニムのパンツに手を伸ばす。
少年達の視線は、彼女の下半身に向いた。
3つの視線を浴びながら華蓮は、ホックを外してファスナーを下げる。股間の部分がVの字に広がり、ショーツが顔を覗かせた。
ショーツの色は、薄いピンク色。
華蓮はデニムパンツの両端を掴むと、一気に足首まで下げる。3人の少年の視界に、薄いピンク色のショーツが飛び込んできた。
脚からデニムパンツを抜き、足元に落とす華蓮。Tシャツとショーツ、そして白いソックスだけという格好で、彼女は踊りを続ける。
華蓮はステップを踏みながら半ターンし、少年達に背を向けた。
そして薄いピンク色のショーツに包まれた尻を突き出す。3人の少年の視線が、尻に集中するのを意識する華蓮。
肩越しに笑顔を見せ、華蓮は突き出した尻を左右に振った。
右に左に振られるショーツに包まれた尻を、少年達の視線が忙しく追いかける。
尻を振り続けながら、華蓮は次にどうするかを考えた。振られる尻を追いかけている彼らの視線、その中にある期待の熱は上がっている。
それを感じた華蓮は、ショーツに手を伸ばしていた。尻を振る動きを止めずに、ショーツの両端に指を引っかけた。
3人の少年の視線にある期待の熱が、さらに上がっていく。
華蓮は尻を右に左に小さく振り続けながら、ショーツを少しずつ下げていった。
尻の割れ目が、ゆっくりと徐々に見えてくる。尻が見えてくるにつれ、少年達の視線はますます熱くなっていく。
尻の割れ目が半分ほど見えたところで、華蓮はショーツをゆっくりと下げるのをやめた。
一気に膝までショーツを下げる。
露出する肉付きの薄い小さな尻……それでも可愛らしいと思わせる形の尻。
それが、少年達の視界に入り込む。
3人の少年は、華蓮の尻を凝視する。
華蓮は裸の尻をさらに突き出して振った。大きく速く、小さくゆっくり……大きくゆっくり、小さく速く……変化を付けて振られる華蓮の尻。
しばらくの間、尻振りを披露していた華蓮は、ステップを踏みながら半ターンして前を向く。
華蓮の尻を凝視していた3人の少年は、無毛の股間を凝視することになった。
膝に引っかけていたショーツを脚から抜き足元に落とした華蓮は、彼らに見せつけるように股間を突き出す。そして音楽に乗せて腰を左右に振る。
無毛の股間を視線で追う3人の少年。夢中になっている彼らを見て、華蓮の顔に浮かぶ笑みは楽しそうなものになっていた。
3人の少年が自分に夢中になっているのが楽しい……そう言いたそうな笑みだ。
華蓮は腰を左右に振るのを止めず、Tシャツの裾に手をかける。
一気にTシャツが胸の上までめくり上げられた。少年達の視線は、華蓮の胸に向く。
少年達の視界に入るのは、ショーツと色を合わせたジュニアブラ……薄いピンク色のハーフトップタイプのジュニアブラだ。
彼らの視線を浴びながら、華蓮はTシャツを脱いで上半身ジュニアブラだけになる。
ハーフトップタイプのジュニアブラとソックスだけという格好になった華蓮は脱いだTシャツを足元に落とす。
華蓮の胸に向く3人の少年の視線には、また期待の熱が宿る。その期待に応(こた)えようと、彼女の手はハーフトップタイプのジュニアブラを掴んだ。
ジュニアブラを脱いで、胸を露出させる華蓮。膨(ふく)らみがまだ無く、薄いピンク色の乳首がツンッと目立っている程度の華蓮の胸を少年達は凝視する。
ソックスだけを残して全裸になった華蓮は、ジュニアブラも足元に落とした。
そして、踊りを続ける。
少年達の視線は華蓮の胸と股間を忙しく往復した。
華蓮はステップを踏みながらまた半ターンして、彼らに背を向け、尻を突き出す。
再び左右に振られる華蓮の可愛らしい形の尻。
先ほどと同じように、華蓮は変化を付けて尻を振った。
裸で踊る華蓮の姿を見て、少年達は呼吸を荒くしていく。少年達を夢中にさせる華蓮は、顔に浮かべる笑みを妖(あや)しいものにさせていた。
妖しい笑みを浮かべて尻を振る華蓮は、「ねえ」と少年たちに声をかける。
「お兄さん達、見ているだけで満足できる?」
左右に振られる尻を目で追っていた少年達は、視線を肩越しに見える華蓮の美しい顔に向けた。
彼女の顔に浮かんでいる妖しい笑みは、強いものになっている。
「あと3千円追加してくれたら……セックスさせてあげてもいいわよ」
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